プラスチック用添加剤の基礎と選択・活用のポイント

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本セミナーでは、高分子材料の劣化を抑制する酸化防止剤・光安定剤、また高機能化に貢献する核剤や難燃剤、永久帯電防止剤などのメカニズム、適切な選定方法、使用方法、注意点等について解説いたします。

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プラスチックを活用する上で添加剤は必須なっており、その種類は多岐に亘っている。ポリマー用添加剤を使用することでプラスチックの性能を向上されることができ、プラスチックを適用できる範囲・用途を拡大することが可能である。ポリマー用添加剤とは少量の添加でポリマーの寿命、色調、加工安定性、物理的性質等を劇的に向上させることができ、その種類は大きく分けて二種類ある。一つは劣化防止剤、もう一つは特性改良剤である。劣化防止剤は酸化防止剤や光安定剤などがあり、特性改良剤は造核剤、難燃剤、帯電防止剤などがある。  本セミナーでは、高分子材料の劣化を抑制する酸化防止剤・光安定剤、また高機能化に貢献する核剤や難燃剤、永久帯電防止剤などのメカニズム、適切な選定方法、使用方法、注意点等について解説する。

  1. 高分子材料の酸化劣化と安定化
    1. プラスチック用添加剤とは?
    2. プラスチック用添加剤の種類
  2. 酸化防止剤の種類とその有効な活用方法
    1. 熱酸化劣化を抑制する添加剤
      1. フェノール系酸化防止剤の種類と作用機構
      2. ホスファイト系酸化防止剤の種類と作用機構
      3. チオエーテル系酸化防止剤の種類と作用機構
  3. 金属不活性化剤の種類とその有効な活用方法
    1. 金属による酸化劣化を抑制する添加剤
      1. 金属不活性剤の特徴と作用機構
      2. 金属不活性化剤の効果と使用法
  4. 光安定化剤の種類とその有効な活用方法
    1. 光酸化劣化を抑制する添加剤
      1. UVAの種類と作用機構
      2. HALS (ヒンダードアミン型光安定剤) の種類と作用機構
  5. 添加剤による高機能化
    1. 機能性を付与する添加剤
      1. 核剤・透明化剤による力学特性と透明性の改良
      2. 難燃剤による樹脂の難燃化
      3. 帯電防止剤による帯電防止性能の付与
  6. リサイクル材料向け環境対応型樹脂添加剤 (アデカシクロエイドシリーズ) の紹介
    1. リサイクル材料に適した添加剤
      1. 酸化防止剤パッケージ 「アデカシクロエイド UPR-001」
      2. 核剤パッケージ 「アデカシクロエイド UPR-011」

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