マイクロ波加熱と水素エネルギー・リサイクル・環境浄化・電子レンジのすべてが分かる速習セミナー

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本セミナーでは、マイクロ波を化学や材料プロセスの分野で使いこなすために、マイクロ波加熱の特徴を知り、マイクロ波を使いこなすためのポイントを解説いたします。
また、マイクロ波ではなくては達成できないマイクロ波効果について、化学、触媒、材料、生物について紹介いたします。
さらに、近年マイクロ波加熱の分野で世界的に注目を受けている半導体発振器を使ったマイクロ波加熱・エネルギー利用について、自動車、医療、化学、材料プロセス、ナノ材料、プラズマ、環境保全、エネルギー、植物育成、食品 (電子レンジ) などの分野での使用例を紹介いたします。

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プログラム

マイクロ波は仕事効率が高い21世紀型のエネルギーと言われており、さまざまな産業プロセスへの応用や、このエネルギーを利用する商品の開発が世界中で行われている。もともと食品加熱に利用されてきたマイクロ波加熱 (電子レンジ) は、1990年代から化学や材料プロセスに広がり、現在ではエネルギー、リサイクル、環境の分野でも、このエネルギーを積極的に使う研究が盛んに行われている。また、昨今では巣ごもり需要やフードロスの観点からレンジアップ冷凍食品の販売が指数的に増加しており、さまざまな食品に対するレンジ解凍技術の可能性が調査され、食品加熱の分野でも研究開発が再燃している。  本講義では、基礎編としてマイクロ波加熱の基礎を説明し、マイクロ波化学・材料、エネルギー、リサイクル、環境の例を用いて応用の説明をする。また、近年のレンジアップ冷凍食品の動向や、半導体発振器を使った最新の電子レンジについても実例を紹介する。加えて、この分野の世界的動向の紹介や応用展開のトレンドについても解説する。

  1. マイクロ波加熱の基礎
    1. マイクロ波加熱の特徴
    2. マイクロ波加熱の利点と問題点
    3. 事故と対策
  2. 化学・材料プロセス
    1. 化学合成
    2. ナノ材料合成
    3. 無機材料焼成
  3. 水素エネルギー
    1. エネルギーとマイクロ波
    2. 水素エネルギー発生・貯蔵
  4. リサイクル
    1. リサイクルの状況
    2. プラスチックや廃棄物リサイクル
  5. 環境浄化
    1. 水処理
    2. 空気浄化
    3. 廃棄物処理と水素化
  6. レンジアップ解凍と半導体発振器型電子レンジ
    1. 半導体発振器の特徴
    2. レンジアップと加熱ムラ
    3. 最新半導体発振器型電子レンジ
    4. 世界的動向

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