我が国が提唱する未来の超スマート社会Society 5.0を実現していく上で、デジタル情報環境と人の仲介をなすヒューマンインターフェース技術が、重要な役割を果たすことは言うまでもありません。
本セミナーでは、ヒューマンインターフェースや情報メディアの出力系となる電子ディスプレイに焦点を当て、超スマート社会の中核をなす「人間中心」の考え方から見えてくる究極のディスプレイ像について、人間の生理的特性・認知科学の観点から考察・検証します。さらに、「リアリティ・臨場感が高い」、「自然で疲労しにくい」といった映像の質の向上、「フレキシブル化・ストレッチャブル化」といったユースケースに合わせた利便性の向上など、様々な視点から究極のディスプレイ像に迫る技術開発の動向と、その実現に必要な材料・デバイスの要求特性を、液晶や高分子などの有機材料 (ソフトマター) を用いた講師の開発成果も含めて解説します。また、情報の入力系に関わるセンサー、情報を伝える通信系デバイス、日常生活を賢く支援するスマートデバイスへのソフトマターの応用例を概説するとともに、それらのデバイスの発展を支えて持続可能社会の産業基盤となりうる印刷エレクトロニクス・ロール工程など次世代製造技術についても、講師の研究例を交えて分かりやすく解説します。
- 情報化社会におけるヒューマンインタフェースの役割
- ディスプレイによる情報授受と認知科学
- ソフトマターの機能開拓とハードウェア応用
- 情報メディアの技術革新
- ディスプレイ ~情報の出口~
***次世代ディスプレイの方向性 ~究極のディスプレイとは~
- 高画質化と臨場感
- 任意形状化 (フレキシブル/ストレッチャブル)
- 立体表示
- 省電力表示
- センシング ~情報の入口~
- 通信デバイス ~情報の伝送~
- スマートデバイスへの展開
- スマートウンイドウ
- 照明の配光制御
- 光合成用の波長・偏光変換
- 材料・デバイス作製の基盤技術
- 有機半導体の塗布形成
- 印刷/転写/ロールツウロール工程など
- 将来の発展性
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。