欧米の市販後観察研究をふまえた医薬品ベネフィット・リスク評価活動

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本セミナーでは、重要性を増している観察研究について取り上げ、観察研究の基礎から解説し、欧米の観察研究と比較して解説いたします。

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プログラム

医薬品が市場に出る前の治験は限られた患者集団を対象とした「いけす」の世界に例えることができるが,そういった意味では市販後の医薬品は「大海原」へ解き放たれた稚魚に例えることができよう。その大海原では、予期せぬ副作用や薬物相互作用が現れることがあり,その過程を通して最終的にその医薬品のプロフィールが完成すると言えよう。このことは市販後の情報がいかに重要であるかを教えてくれているとともに、時代も治験のみならず市販後への関心も高まりつつある。  観察研究は研究対象に対して介入を行わずデータを収集して解析する研究手法であり、その手法の属性として当然に利点と欠点とが存在する。本講座では時代とともにより重要性を増している観察研究について改めてスポットライトを当てることは意義深いものと考え、欧米のそれとを比較しつつまとめてみたい。  観察研究の利点・欠点など特徴について基礎から触れつつ、観察研究にウエイトを置きながらも臨床研究全体を大まか俯瞰したい。本講習会を通して一人でも多くの方に観察研究にもとづいた医薬品のベネフィット・リスク評価活動に興味を持っていただくことにつながれば幸いです。

  1. はじめに
  2. 観察研究の特徴
    1. 介入研究
    2. 非介入研究
    3. 観察研究の利点と欠点
  3. 観察研究の目的
  4. 観察研究の種類
    1. 記述的研究
    2. 分析的研究
    3. 横断的研究
    4. 縦断的研究
    5. コホート研究
    6. ケース・コントロール研究
  5. 観察研究の誤差と対策
    1. 偶然誤差
    2. 系統誤差
    3. 結果 – 原因
    4. 交絡
    5. 対策
  6. 欧米の観察研究の特徴と違い
  7. おわりに

受講料

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