フロープロセス (連続生産) の導入に向けたバッチプロセスとの比較検討と実用化事例

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医薬品の生産現場において使われる反応の内、約50%が連続プロセスの恩恵を受けると試算されているが、日本の医薬品、ファインケミカル生産現場においては連続生産が未だほとんど進んでいない。  本講座では、特に連続生産技術の中でも価値の高いフロー合成法に焦点を当て、バッチ合成法と比べてのメリット、実験法の詳細について述べ、フロー合成と相性の良い機械学習、自動合成技術、インライン分析技術を組み合わせた最新の活用事例について紹介する。  また、精密な反応温度や反応時間の制御が可能なフロー合成法の利点を生かし、バッチ合成法では実現困難な
プロセスを構築した例についても紹介する。

  1. フロー合成法の基礎
    • バッチ合成法の限界 (反応温度制御の限界)
    • バッチ合成法の限界 (混合速度の限界)
    • バッチ合成法の限界 (光透過性の限界)
    • マイクロフロー合成の誕生
    • フロー合成の実施方法
    • フロー合成法の利点
    • フロー合成法の利点を活用した合成事例
    • プロセス化学におけるフロー合成法の位置づけ
    • 連続生産の実施例
    • フロー合成と機械学習、自動合成技術、インライン分析法の組み合わせ
  2. バッチ合成法での不可能を可能にするフロー合成法
    • ペプチド医薬品の重要性
    • アミド化の重要性
    • 第一世代マイクロフローペプチド結合形成法の開発
    • ペプチド天然物の合成
    • 第二世代マイクロフローペプチド結合形成法の開発
    • Nメチル化ペプチド天然物の合成
    • マイクロフロー法を駆使するpH瞬間転換と瞬間希釈法
    • 機械学習を駆使するマイクロフロー合成プロセスの迅速最適化

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