信頼性を要求される車載用ディスプレイにはガラス/ガラスタイプと呼ばれるタッチパネルが純正カーナビに採用されてきました。
これはスマートフォンにも応用されていましたが、現在のスマートフォンは静電容量方式の タッチパネルが多く採用され、益々ガラスが重要なパーツとなってきました。
また静電容量方式は車載用にも展開されようとしています。
これらの内容について基礎的な事項から今後の展開について説明します。
- はじめに
- 携帯端末とキーデバイス
- 世界の携帯端末とカバーガラス
- 車載用ディスプレイの状況について
- カバーガラスの製造方法の変遷と現在の製造方法について
- タッチパネル向けガラス材料
- 抵抗膜式タッチパネルとカバーガラス
- 静電容量式タッチパネルとカバーガラス
- 電磁誘導式タッチパネルとカバーガラス
- 光学式タッチパネルとカバーガラス
- 携帯端末用カバーガラスに求められる基本特性
- ガラスの表面強化
- 時計用カバーガラス、ガラスディスクから携帯端末用カバーガラスへ
- 物理強化法と化学強化法の比較
- 化学強化について
- 化学エッチング処理法
- 高温型イオン交換法
- 低温型イオン交換法
- イオン交換法の方向性
- 化学強化の効果をアップさせる各種材料
- 化学強化の製品評価
- 化学強化品の製品評価
- 化学強化の効果を損なうガラス加工での要因と対策
- カバーガラスの基本的な製造工程
- 切断/穴あけ/切り欠き
- 糸面取り加工
- ガラスの3次元加工
- 曲げ加工応用品
- プレス加工応用品
- カバーガラス用材料の将来動向