大量生産・大量消費・大量廃棄型の線形システムから、資源・廃棄物制約を目指した循環型社会に転換するべく、リサイクル対策の強化に加え、廃棄物の発生抑制 (リデュース) 対策と廃棄物の部品等としての再使用 (リユース) 対策を含む3Rの導入が行われ、1997年より順次個別リサイクル法が制定された。特に、プラスチックにおいては、地球規模の資源・廃棄物制約と共に、海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題等の同時解決が求められ、更に資源循環関連産業の発展を通じた経済成長・雇用創出など、環境と経済の両立が望まれている。
本セミナーでは、循環型社会の促進を目指した、プラスチックリサイクルの現状とプラスチック資源循環政策の動向について述べる。容器包装リサイクル法に基づいたプラスチックリサイクルの現状と課題について説明し、リサイクル率向上、リサイクル製品の品質向上、需要拡大、リサイクルコスト削減が課題でありその対応について述べる。
容器包装を含めたプラスチック全体の資源循環戦略が策定され、目指すべき方向性としてリデュース、リサイクル、再生利用・バイオマスプラスチックにマイルストーンが示され、この戦略の具体的施策が、プラスチック資源循環施策の基本的方向性として公表された。この基本的方向性に沿って「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が2021年6月11日公布され、2022年4月1日施行となった。本法律の省令・告示案に基づき、資源循環促進政策の制度案について説明する。
- 循環型社会とは
- 定義、数値目標
- 循環型社会形成の推進に関する法体系
- プラスチックマテリアルフロー
- 廃プラスチック排出量
- 廃プラスチック有効利用量・内訳
- プラスチック容器包装リサイクル現状
- プラスチックリサイクル技術及びリサイクル製品
- プラスチック容器包装リサイクル制度の課題・対応
- プラスチック資源循環戦略
- 基本原則 (3R + Renewable )
- 今後の戦略展開 (マイルストーン)
- バイオマスプラスチック
- プラスチック資源循環施策の基本的方向性・具体的施策
- プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律
- 上記法律の制度案 (省令・告示案)
- プラスチック使用製品設計指針に適合した設計
- 特定プラスチックの使用の合理化、判断基準策定
- 市区町村による分別収集・商品化、認定により選別・梱包不要
- 製造事業者等による自主回収・再資源化
- 排出事業者による排出の抑制、再資源化 等
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- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
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ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
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