本セミナーは中国・アジア新興国の自動車・環境インフラビジネスのセミナーを2テーマセットにしたコースです。
セット受講で特別割引にてご受講いただけます。
通常受講料 : 63,000円 → 割引受講料 52,500円
経済成長著しいアジアで、環境インフラに対する投資も盛んに行われている。その中で、日本の環境インフラ関連の事業者はどのように展開することが可能か。 一言でアジアといっても、経済発展の段階、政治体制など様々な要因により、事業展開の難しさやポイントが異なってくる。そのため、様々な視点での深い検討が欠かせない。 環境インフラ事業から見た場合、どのような課題が存在するのか。経済規模なども踏まえ、国ごとにどの事業領域 (例.エネルギー、水、大気汚染、交通インフラ、治水、等。そしてそれらを支えるITインフラなど) でどれくらいの可能性があるのか。例えば、インドネシア、ベトナムなど、特定の国を想定した場合、どの領域がターゲットなり、どのようなアプローチが市場参入に有効か。最大市場である中国をどう見るべきか。そして、今後の有望市場はどこか。 アジア全体のマクロ的な視点と、特定国の状況の具体的な分析の双方の視点から、アジア事業展開における成功の鍵を明かす。
日系自動車メーカーはコスト圧力の高まりや理不尽なほどの円高に喘いでいる。一方で日本政府からはFTAに参加する方向が示されており、貿易の更なる活性化が想定される。このような状況下、日本の自動車生産市場としての規模は今後、縮小していく見込みである。 日系部品メーカーは従来、ケイレツ完成車メーカーの海外展開に合わせて現地に進出してきたが、その完成車メーカーは昨今、中国をはじめとする新興国の現地部品メーカーから調達する意向を強めている。 一方で中国は世界一の市場にまで上りつめ、いまやその規模は1700万台に達する。この中で、自主ブランドを含めた中国系自動車メーカーは力をつけてきており、実際シェアも伸ばしている。 つまり、日系部品メーカーには中国系完成車メーカーの開拓によって、まだまだ成長できる余地が存在している。しかし、日系部品メーカーが自力で開拓するには様々な困難もある。そこでよい中国パートナーを見つけ、健全な関係を築き、継続していくことが重要となる。 そこで本講では、日系部品メーカーに焦点を当て、中国パートナーと組んで中国系完成車メーカーを攻略することで広がる世界を提示した上で、その実現に向けて重要となるパートナーの選定、提携形態、コミュニケーション、技術・情報のリスク管理などについて、事例やインタビュー内容を交えながら解説し、今後のグローバル展開に向けた示唆を導き出す。