設計においては、各部品が公差いっぱいばらついたとしても、製品の機能が確保できるようにしなければなりません。そのためには公差計算を行い、加工コストとのバランスを取りながら寸法や公差を設定していく必要があります。この一連の作業が公差設計です。上記の作業を実践できるようになるために必要な知識を習得するための講座です。
本講座では、3次元設計能力検定試験の受験を見据えた対策講座となっております。
- 公差設計のPDCA
- 公差とは
- 公差と公差設計
- 設計者の公差知識の実際
- 公差設計のメリット
- 品質とばらつき
- ばらつきの原因
- ばらつきの分類
- ばらつきの対策
- ばらつきの表し方とその性質
- 特性値の分布
- 平均値とばらつき
- 正規分布
- 正規分布表の使い方
- 不良率の推定
- ばらつきの表し方とその性質
- 互換性と不完全互換性
- 分散の加法性と公差の計算方法
- 工程能力
- 工程能力とは
- 工程能力の判断
- CpとCpkについて
- 公差の実践レベル
- レバー比
- ガタとレバー比
- 3次元公差解析ソフト
- 演習問題