より効率よく進めるための試験デザインと症例数設定のイ・ロ・ハ

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必要症例数は、統計の専門家以外でも開発計画全体における費用や期間を考える上で重要なポイントとなります。
本セミナーでは、より効率良く臨床研究を進めていくために症例数設計に関する必要な統計学の基礎知識を実習形式も含めて解説いたします。

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プログラム

臨床研究の計画・実施に必要となる症例数の設定方法について、生物統計学の基礎知識とともに解説します。また、目標症例数を事前に設定することの意義、臨床研究におけるデザインやエンドポイント、統計解析との関係や、さまざまな実施可能性上での制約がある下での症例数設定の考え方について事例を通じて解説します。さらに、フリーのソフトウェアや統計パッケージ等を利用した症例数設定についても情報提供します。  医薬品・医療機器開発やエビデンス構築のための臨床研究における必要症例数については、統計の専門家以外でも開発計画全体における費用や期間を考える上でも重要なポイントであり、より効率良く臨床研究を進めていくために症例数設計に関する必要な統計学の基礎知識を解説します。

  1. 臨床試験デザインと目標症例数について
    1. 臨床試験実施計画書と試験デザイン
      • 試験の目的
      • 試験デザイン
      • エンドポイント
      • 統計解析手法
    2. 目標症例数を設定する意義
  2. 目標症例数の設定方法
    1. 統計学の基礎知識
      • 医学データの種類
      • 仮説検定の考え方
      • 信頼区間と検定との関係
    2. 2群間比較における症例数設定
      • 連続データにおける平均値の差での設定方法
      • 2値データにおける割合の差での設定方法
      • 生存時間データにおける設定方法
    3. 症例数設定に必要な既存情報
      • 症例数設定に必要とされる背景データとその扱い
      • 効果の大きさ (effect size) の見積もり方
  3. さまざまな研究デザインにおける症例数設計
    1. その他の試験デザインにおける症例数設定
      • 単群試験における設定方法
      • 正規性が仮定できない連続データにおける設定方法
      • 統計解析手法と症例数設定が異なる場合の設定方法
      • 探索的試験における設定方法
      • 多群比較における症例数設定
  4. 症例数設定に纏わる情報
    • sample size re – estimationについて
    • 統計ソフトウェアの紹介
    • 実施可能性を考慮した症例数設定の事例

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