低温硬化樹脂の構造、特性と材料設計、応用

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本セミナーでは、熱に敏感な部品、弱い基材へ向けた樹脂硬化技術について詳解いたします。
熱安定性、硬化速度、作業性、発泡など硬化時のトラブルとその対策について解説いたします。

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プログラム

第1部 スルホニウム塩によるエポキシ樹脂の硬化における低温化と熱安定性の改善

(2021年11月12日 10:30〜12:10)

 エポキシ硬化剤としてのカチオン重合開始剤 (商品名:サンエイドSI) を用いる優位性と、市場での利用分野および開発動向について解説する。  スルホニウム塩 ( 商品名:サンエイドSI) によるエポキシのカチオン重合における低温迅速硬化を可能とする新たなシステムと、熱安定性および保存安定性を改善するための方法とその機構について紹介をする。

  1. スルホニウム塩によるカチオン重合について
    1. カチオン重合の特長
    2. カチオン重合開始剤の種類と特性
    3. エポキシ樹脂の重合メカニズム
    4. 熱硬化における硬化物の基本物性
    5. カチオン重合に適した材料の選定
    6. 利用分野および市場での用途事例
  2. 重合および安定性に関する分析と評価方法
  3. 樹脂組成物における熱安定性の改善
    1. 安定剤とその添加効果
    2. 安定剤の作用機構
  4. 脂環式エポキシを用いた低温硬化システムの提案
    1. 低温迅速硬化が求められる新たな市場
    2. オキセタン類の添加による迅速硬化と安定性の評価
    3. 多価アルコール類を用いた迅速硬化

第2部 ベンゾオキサジンの実用に向けた課題 (作業性、低温硬化性、発泡) とその対策

(2021年11月12日 13:00〜14:40)

 ベンゾオキサジン樹脂は優れた熱安定性、難燃性、低熱膨張性、低誘電率を有していることから新たな熱硬化性樹脂として注目されている。一方で、汎用エポキシと異なり室温で固形であり作業性に劣る点、完全硬化に200℃以上の加熱が必要な点、硬化中の副反応で発泡する場合があるなど欠点も有する。  本セミナーでは、ベンゾオキサジンの欠点が起こるメカニズムを紹介するとともに、その解決に向けた検討内容を解説する。

  1. 熱硬化樹脂ベンゾオキサジン紹介
    1. ベンゾオキサジンの特徴と欠点
  2. 作業性向上 (低粘度液状化) のアプローチ
    1. 樹脂構造と性状
    2. 樹脂構造と揮発性
  3. 低温硬化に向けた考え方
    1. ベンゾオキサジンの硬化機構
    2. 高温加熱が必要となるメカニズム
  4. 置換基による低温硬化へのアプローチ
    1. 立体効果
    2. 隣接機効果
    3. 電子供与・吸引性
  5. 触媒添加による低温硬化へのアプローチ
    1. 触媒のpKa
    2. 触媒とベンゾオキサジンの相互作用
  6. 発泡防止に向けたアプローチ
    1. 硬化中における発泡のメカニズム
    2. 分子設計による発泡防止の考え方
  7. 新規ベンゾオキサジンの物性紹介

第3部 UV硬化型接着剤の特徴と低温硬化、その応用

(2021年11月12日 14:50〜16:30)

 セメダインが有するUV硬化型接着剤の製品や技術の紹介を通して、弊社の有する加熱を必要としないUV後硬化の技術と、それを用いた透明・不透明に限らないプラスチックの接着についてお話いたします。

  1. 接着・接合について
    1. 接着・接着剤とは
    2. 接着剤の分類
    3. 弾性接着について
  2. UV硬化技術について
    1. 従来のUV硬化技術
    2. UV後硬化技術
    3. UV後硬化技術の特徴
  3. UV硬化技術を用いた接着剤
    1. UV後硬化技術を用いた接着剤①
    2. UV後硬化技術を用いた接着剤②
    3. その他のUV硬化系製品

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