公的医療保険の審査が、レセプトの電子化によって劇的に変化した。
つまり、レセプトが紙から電子に変わり、審査が目視からコンピュータに委ねられるようになった。
その結果、審査はよりシビアになり、不可能が可能になった。
その最たるものが突合審査・縦覧審査である。
「相手を知らずして対応なし」。
審査の実態に迫り、不用意な減点をなくするための対応策を考察する。
- 審査をめぐる攻防
- 保険者による直接審査
- 審査機関の競争と統合
- 審査はどのように行われているか
- 審査委員会の仕組み
- 審査の方法
- オンライン請求と審査の変化
- レセプト電子化、オンライン請求のネライ
- コンピュータを活用した審査の実際
- 突合審査・縦覧審査とは何か
- なぜ今、突合審査・縦覧審査か
- 突合審査・縦覧審査の問題点
- 突合審査・縦覧審査の方法
- 突合審査・縦覧審査にどう対処するか
- 減点にどう対処するか
- 院内対策の確立
- 医療機関に求められる対応策
- 問題解決のキーは再審査請求にある
- 再審査請求をすれば睨まれるか
- 再審査請求のテクニック
- 再審査請求の意義
- 質疑応答