(2021年10月28日 10:00〜11:30)
本講演では、非宇宙企業様が既に既存市場で投入している部品、部材、機器などを宇宙ビジネスの市場へと新たに投入する際の民生品転用についてご説明します。まず、宇宙ビジネスの全般を把握していただくために、国内外の市場動向や宇宙ビジネスの最新動向の概要をお伝えします。そして、人工衛星などを中心とした対象となる部品、部材、機器など、そして、民生転用にかかる信頼性・品質の考え方などの留意点についてお伝えします。 また、本講演において、宇宙ビジネスに参入をお考えの企業様に重要となる考え方、視点をお伝えできればと考えています。貴社の宇宙ビジネスへの参入のお役に立てれば幸いです。
(2021年10月28日 12:15〜13:45)
本テーマでは、主に50kg以下の小型衛星を対象とした技術開発を紹介する。人工衛星は、国家機関のみならず、大学やアマチュア技術家等によっても開発され、打ち上げられてきた。最近の15年あまりで民間の手による小型衛星開発が爆発的に普及し、特にこの数年はコンポーネント開発への民間企業の参入拡大や、防衛衛星としての小型衛星利用など、宇宙ビジネスの幅が大きく広がる転機を迎えている。 講演では、小型衛星の歴史、目的などの背景や、衛星内部システムについて説明し、近年の小型衛星ミッションを紹介しながら、小型衛星開発に求められる技術や開発テーマについて述べる。
(2021年10月28日 14:00〜15:30)
講師は、現在理科大の教授で、理科大9年目、前職はJAXAで7年間を通して宇宙と材料に関わる業務を経験している。この経験に基づいて宇宙もしくは航空宇宙に用いられる材料、主に複合材料に関する話題を中心に、宇宙と材料について講演する。宇宙エレベーターの可能性や、大気圏再突入時の耐熱材について、および材料から見る宇宙開発について紹介する。炭素繊維強化プラスチックの強度と耐久性については極めて専門的な内容を紹介し、本質的な長期信頼性を評価する方法を紹介する。
(2021年10月28日 15:45〜17:15)
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