産業界において安全対策は、最優先に取り組むべき課題であることは言うまでもありませんが、未だに事故・災害の発生が後を絶たないどころか、重大事故の発生件数は増加傾向にすらあり、より一層の安全対策が求められています。また、ヒューマンエラーによる作業ミスも慢性的に発生しているのが現実であります。さらにはリスクアセスメントによって職場の危険性や有害性を見つけ、除去・低減するうえで、人が誤ってミスを犯す「ヒューマンエラー」をいかに防ぐかが、災害・事故防止、作業ミス防止にとって大きなキーポイントであります。
本セミナーでは、「人間はミスを犯すものである」という前提のもとに、ヒューマンエラーに関して、どのような対策を実施すればよいかを学んでいただき、事故・災害・ミスゼロにつなげていただきます。特に、まずはヒューマンエラー対策の意義を理解し、次に仕事をする事前準備の段階、仕事実施する段階、ミスを発生させた場面での対応を学習します。
- ヒューマンエラーとは
- ヒューマンエラー対策の重要性
- ヒューマンエラーの定義
- ヒューマンファクター
- ヒューマンファクターの内容
- 思いこみトラブルの特徴
- ヒューマンエラーの3つの発生段階
- 勘違いを防ぐ目で見る管理
- 思いこみへの対応策
- ヒューマンエラーへの具体的対応
- 事前検討段階の対応
- 計画に対しての問題・障害の発生状況の予測
- 現状作業のリスクの予測 (予測表の作成)
- 変化点の管理
- KYT4ラウンド法の実施
- KYボードの活用
- 実施段階の対応
- 指示命令・依頼内容の確認
- 過去のミス事例の共有化
- 意識を目覚めさせる工夫の実施
- 作業標準に基づく作業指示
- ヒューマンエラー防止の報連相:ヒューマンエラー連絡カードの活用
- 原因追求段階の対応
- 問題解決の取り組み方
- 行動 – 判断 – 認識の分析
- M – SHELL分析の実施
- なぜなぜ分析の実施
- コミュニケーションスキルを向上させてエラーを防ぐ
- 対策の検討
- エラープルーフ化:8つの方向と内容
- ビジュアルブレーンストーミングの実施
- 5Sの徹底
- 対策検討の演習活用
- ヒューマンエラー発生防止の教育
- 職場が一体となった教育:研修の展開事例
- 電子部品会社の実施事例
- ネットワーク事業における実施事例
- ヒューマンエラー防止の心得
複数名同時受講割引について
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
- 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 他の割引は併用できません。
アカデミック割引
- 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
- 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
- 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
- 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
- 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。