CCUSにおけるCO2分離・回収技術の現状と展望

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本セミナーでは、CCS (Carbon dioxide Capture and Storage:CO2回収・貯留) 、CCU (Carbon dioxide Capture and Utilization:CO2回収・利用) における二酸化炭素の分離・回収技術の各種方式やそれぞれの特徴等を整理するとともに、技術的な現状と将来展望について解説いたします。

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グリーン成長戦略の14の技術分野の一つであるCCUSに注目が集まっており、そのコストの支配要因はCO2の分離回収である。CO2分離回収の世界市場は2040~50年には年間10兆円を超える規模の市場に成長すると見込まれいるが、日本は現時点では世界シェアで優位な立場にあり、研究開発力が特許庁の調査でも裏付けられている。  本講演では、2050年CO2排出正味ゼロの戦略におけるCCS/CCUの位置づけと、CO2分離回収の体系的な整理を踏まえた技術的な現状と将来展望について総括的に解説していく。

  1. エネルギートランジションにおけるCCUSの位置づけ
  2. CCUSのコスト
    1. フルチェーンCCSのコスト概観
    2. 分離回収技術のコストへの影響
  3. CO2分離回収技術の整理
    1. 燃焼前分離、燃焼後分離、直接空気回収
    2. 地下貯留用途とCCU用途
    3. 分離技術の現状と将来展望
      1. 化学吸収法
        • 吸収液
        • 相分離
        • 固体吸収材
      2. 物理吸収法
      3. 吸着法
      4. 膜分離法
  4. まとめ・質疑応答

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