静電気事故は冬季特有のものではありません。夏季であっても冬季と頻度は変わりません。化学工場の事故の大半は静電気爆発・静電気着火によるものです。各社静電気事故防止細則を定め、対策を行っているのにもかかわらず毎年同様の事故が発生しています。
学校教育でカリキュラムにない静電気について我々は、現場で正しい対策をとれるでしょうか。静電気は目に見えない、匂いがしないなど五感で検知ができないため、場当たり的な対策をしさらに再発を繰り返すというシナリオが予想されます。どんなにCSR活動に力を入れても、現代のネット社会では一つの事故が風評をあおり、その社会的影響は計り知れないものがあります。
本講座は体感型のセミナーで、「実験を通して静電気の見える化」、「導通の確認方法」、「作業床の抵抗測定方法」など様々な静電気事故防止対策を習得できます。
また本講座では、静電気の基礎知識から始まり、いくつかの事故事例の紹介、ハード対策を解説することで、事故の未然防止など、実務上の重要管理ポイントを網羅的・具体的に解説しますので、実務ですぐに使える知識を手に入れることができます。静電気事故対策でお困りの方に大変おすすめです。
- 静電気の基礎知識
- 静電気発生のメカニズム
- 静電気の極性と帯電列
- 浮遊導体からの火花放電
- 誘導体電の概要
- 放電の種類
- 人体除電は靴と床
- 作業床の条件
- 静電気事故例と可燃性物質の特性
- 静電気事故例とそれぞれの事故解析
- 特性要因図から読み解く事故の本当の原因
- 放電による着火の仕組み
- ガス、蒸気、粉体の着火の危険性
- 不導体の帯電性の指標
- 物質の最小着火エネルギー
- 粉体の帯電特性
- 除電方法、静電気事故対策 (ハード対策)
- 接地・ボンディング
- 浮遊導体・不導体の排除
- 不導体の静電気対策
- 作業者の帯電防止・接地
- 爆発性雰囲気の防止
- 未然防止の組織作り
- 危険物施設の着火原因別火災事故発生件数
- 静電気事故に特化したリスクアセスメント
- 化学会社の静電気事故リスクの高い工程
- 不適合・事故・不祥事 ゼロに向けての教育
- 静電気事故防止のためのチーム作り
- 静電気事故防止のためのリスクコミュニケーション
- ワーク: 危険箇所の洗い出し
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
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- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
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