チタン酸バリウム系ナノ粒子における誘電特性制御、その将来応用展開

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粒子状態で巨大誘電率を持つチタン酸バリウム粒子の複合粒子構造とは何か?また、どのような複合粒子構造を実現できれば粒子状態で巨大誘電率を実現できるのか?そのためには、どのような合成プロセスが求められるのか?また、このような巨大誘電率を持つチタン酸バリウム粒子を原料にMLCCを作製できれば、巨大誘電率を持つMLCCを実現できるのか? 更に今後のMLCCの応用展開を考えた時に、将来どのような誘電材料が必要となるのか?そして、それはどのようにして作製すれば良いのか?また次世代のチタン酸バリウム系セラミックスの作製手法としてどのようなものが必要となるのか?これらの疑問についての講演者の考えを当日説明する。

  1. 背景
    1. チタン酸バリウムセラミックスにおける問題点
    2. サイズ効果の説明とその解決
  2. チタン酸バリウム粒子における複合粒子構造
    1. 強誘電体であるために生じる複合粒子構造
    2. 複合粒子構造の制御は可能か?
  3. チタン酸バリウム粒子の合成
    1. 世の中にある各種合成法
    2. 理想とする複合粒子構造を実現する合成方法
    3. 実際の合成法
  4. チタン酸バリウム粒子の誘電特性評価
    1. 各種測定方法の長所・短所
    2. スラリーを用いた誘電特性評価
    3. 粒子集積体を用いた誘電特性評価
    4. 種々の複合粒子構造を持つチタン酸バリウム粒子の誘電特性
  5. 将来MLCC対応のための新規チタン酸バリウム系材料の提案
    1. 将来MLCCにおけるチタン酸バリウムの問題点
    2. 将来MLCC対応のために必要となる誘電特性とそのための微構造提案
    3. 新規チタン酸バリウム系材料の合成およびその誘電特性
    4. 新規チタン酸バリウム系材料における問題点と今後
    5. チタン酸バリウムセラミックスの低温合成の研究と現状
    6. 新規誘電材料における今後の展開と可能性
  6. まとめ、および質疑応答

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