PVA (ポリビニルアルコール) の基礎知識と機能化設計

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本セミナーでは、PVA (ポリビニルアルコール) の基礎から最新の重合方法、機能性PVAの最前線までをわかりやすく解説いたします。

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プログラム

ポリビニルアルコール (PVA) は世界で年間約65万トン生産され、食品包装フィルムや化粧品、洗濯のりなど様々な場面で利用されている。近年、優れた重合方法や有機反応の台頭により、一次構造を制御したPVAの合成や、簡便なPVAの機能化が行えるようになってきている。その結果、センサーや薬物キャリア、抗菌フィルムなど新しいPVA材料が報告されている。  本講義では、PVAの基礎から機能化設計、また機能性PVAの応用などについて最新の研究をもとに紹介する。

  1. PVAの歴史と基礎
    1. 合成高分子の歴史
      • 天然高分子と合成高分子
      • これまでにどのような合成高分子が開発されたか
    2. 未来のプラスチック
      • 未来のテクノロジーに組み込まれる合成高分子
    3. プラスチックの問題点
      • マイクロプラスチック
      • 生分解性高分子
    4. PVAの性質
      • 生体適合性や生分解性
      • 機械的な強度
  2. PVAの重合方法と構造設計
    1. フリーラジカル重合によるPVAの重合
      • PVAの重合方法の問題点
      • PVAの重合方法
      • フリーラジカル重合の特徴
    2. リビング重合によるPVAの重合
      • リビング重合の特徴
      • リビング重合によるPVAの合成方法
      • リビング重合により合成されたPVAの特徴
    3. PVAの修飾
      • 固体表面へのPVAの修飾
      • 高分子鎖への修飾
  3. PVAの物理化学的な性質の評価方法
    1. 分子量と分子量分布の評価
      • 核磁気共鳴装置による評価
      • 静的光散乱法による評価
      • ゲル浸透クロマトグラフィーによる評価
      • MALDITOF MSによる評価
    2. 結晶化度の評価
      • X線回折法による評価
      • 示差走査熱量計による評価
    3. PVAの成形加工
      • 加工法による強度の向上
  4. PVAの機能化設計
    1. 有機反応、重合を用いた機能化
      • ヒドロキシ基を利用した機能化
      • 架橋構造を介した機能化
    2. 複合材料による機能化
      • PVAへの刺激応答性の導入
      • 機能化されたPVAフィルムとナノファイバー
      • 機能化されたPVAの生分解性
  5. 高機能化PVAの最前線
    1. デバイスとしての応用
    2. センサーとしての応用
    3. バイオマテリアルとしての応用
    4. その他の応用
  6. まとめ

受講料

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