ファンクショナル・アプローチ活用/深層にある「暗黙知の引き出し方」

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本セミナーでは、暗黙知の引き出し方、業務の属人化の解消、情報の共有化や知識伝承、「暗黙知の形式知化、ノウハウの継承活用」について詳解いたします。

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プログラム

近年人工知能 (AI) は著しい勢いで進化を遂げております。技術技能の伝承も、人から人だけではなく、人からロボットに伝承する時代になりました。しかしテクノロジーを駆使するにも、暗黙知を引き出さないことには、何も始まりません。  AIが暗黙知を感知するには、まだ時間がかかります。暗黙知とは、人が長年培った経験、知識・勘・コツ・知恵・信念といった目に見えない記憶を扱います。これは無意識のうちに、あるいは毎日の習慣的な動作から、頭や身体に埋め込まれて獲得する要素が高いものになります。  この目に見えない人間の記憶、暗黙知を引き出すことは、そう容易なことではありません。ではどうやって暗黙知を引き出したらよいのか、試行錯誤したどり着いたのが、ファンクショナル・アプローチ (=FA) という手法です。起きている事象や暗黙知になっていそうな現象をファンクション (機能) で捉え、暗黙知を引き出す手法を確立しました。FAを活用することで、物理的な思考範囲の狭さ、先入観・固定観念から脱却し、暗黙知を導きやすくすることができます。このセミナーでは、FAを活用した暗黙知の形式知化 (基礎) をお伝えします。

  1. Introduction
  2. 技術技能伝承がなぜ必要か
    • 取り巻く環境
    • 継承が進まない理由
    • AIが暗黙知を感知するには
  3. 暗黙知とは何か
    • 暗黙知と形式知
    • 勘・コツ・知恵
    • 暗黙知の種類 「暗黙知の窓」
  4. ファンクショナル・アプローチ
    • ファンクショナル・アプローチとは
    • ファンクショナル・アプローチの歴史
    • 機能とは
  5. 暗黙知の形式知化
    • 暗黙知表出化のステップ
    • 作業分解・重要工程の特定
  6. 機能に着目
    • 機能表現
    • 暗黙知 左手の法則
  7. 仮説を立てる
    • 仮説思考力
    • 機能系統図
  8. 暗黙知を引き出す
    • ナレッジヒアリング
    • 相手との距離を縮める「ラポール」
  9. Functional Approach「暗黙知の形式知化」成果・活動事例

受講料

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