本セミナーでは、モノを介した感染を抑える技術となる抗菌・抗ウィルス機能を付与可能な表面処理に関して、材料設計を行うための指針とそのメカニズムについて基礎から詳説いたします。
また、細菌やウィルスの構造とその感染のしくみ、細菌・ウイルスの増殖防止、最近の抗菌性・抗ウィルス性表面処理の動向について解説いたします。
感染防止対策として、感染拡大の一因となっている「モノ」を介した間接的な感染、即ち、ヒト – モノ – ヒト感染を減らすことは、非常に有効な手段となります。 本講義では、モノを介した感染を抑える技術となる、そのモノ自体に抗菌・抗ウィルス機能を付与できる表面処理に関して、材料設計を行うための指針とそのメカニズムについて基礎から詳説します。また、この理解に必要となる、細菌やウィルスの構造とその感染のしくみから、それらの増殖をどのような方法で防げば良いのか、について説明します。さらに、最近の抗菌性・抗ウィルス性表面処理に関し、トピックとなる技術や研究について紹介します。
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