超高速・大容量伝送に向けた光通信・テラヘルツシステムとデバイス展望

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本セミナーでは、これまで広く使われてきたマイクロ波に加えてテラヘルツ帯までを統合的に活用する無線伝送技術と多種多様な伝送媒体を融合するための技術、また、これらを規格化していくための課題について紹介いたします。

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プログラム

5Gのサービスがはじまったばかりですが、すでにBeyond 5Gや6Gに向けた議論が本格化しています。Beyond5G/6GではTbps級超高速伝送をどこでも、何にでもつながるといった機能が期待されています。ユーザと基地局を結ぶ無線技術と基地局間のネットワークを支える光ファイバ通信技術を高度に融合していくことが重要となります。光ファイバ通信は大陸間をむすぶ長距離通信から、データセンタ内やチップ間通信など応用範囲を広げています。一方、無線通信はその柔軟性から利用が拡大していますが、既存の電波帯域はすでに様々なサービスに用いられており、周波数資源の逼迫が課題です。  本セミナーでは、これまで広く使われてきたマイクロ波に加えてテラヘルツ帯までを統合的に活用する無線伝送技術と光ファイバを含む多種多様な伝送メディアを融合するための技術を、ハードウエア・モノづくりの視点から取り上げたいと思います。

  1. Beyond 5Gをめぐる海外動向と日本の立ち位置
    • 国内外のネットワーク特徴と今後の予測
    • 欧米・国内研究動向
  2. 6G – 次世代通信技術 -
    1. 6Gへの期待
    2. 6G実現への課題
    3. 6G実現のための要素技術
      • テラヘルツ・ミリ波の開拓
      • 新たな光通信帯域
  3. 通信システムの概要
    1. 通信ネットワークの発展
    2. 多重化と多値化
    3. ネットワークによる波形の転送
  4. 高速デバイスの発展
    1. 電子デバイス・光デバイスの高速化
    2. 光と電波を必要なところに伝える
    3. 高速通信のためのデバイス
    4. 新たな計測技術
  5. テラヘルツシステムの設計例
    1. テラヘルツ通信の応用分野
    2. 300/500GHz伝送システムの設計例
    3. テラヘルツ帯における電波干渉
    4. テラヘルツデバイスの研究動向
    5. テラヘルツ帯の国際標準化
  6. 新たな光ファイバ伝送技術
    1. 空間多重化技術の進展
    2. マルチモードファイバの活用
    3. 無線と光を融合するためのデバイス技術

受講料

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