プロセスデータ解析の基本と応用例

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、回帰分析の基礎から、回帰分析の実プロセスへの応用事例までを解説いたします。
また、化学プロセス・製薬プロセス等でのソフトセンサーの実用例までを解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

AI、ビッグデータ、IoTが流行しており、社内に関連部門ができたということもよく耳にします。このようなトップダウン的な動きはもちろん重要ですが、ボトムアップ的な活動、すなわち基本の習得を疎かにしては、具体的な目標の達成には至りません。本セミナーでは、製造プロセスに焦点を当て、回帰分析の基本的な説明および回帰分析の実プロセスへの応用事例を紹介します。また、製造プロセスごとに特有の問題についての質疑応答時間もあり、参加者が成果を挙げることに重点を置いたセミナーが受講できます。

  1. 背景
    • AI、ビッグデータ、IoT、プロセスデータ解析に関する社会背景やそれらの利点について概説します。
      1. プロセスデータ解析の概要・分類
      2. プロセスデータ解析の利点
  2. 回帰分析 (ソフトセンサー設計) の概要
    • プロセスデータ解析でよく利用される回帰分析の概要について述べます。回帰モデル (ソフトセンサー) を設計するためにはたくさんの手続きがあり、それぞれに落とし穴がありますので、それらの回避方法について説明します。
  3. 回帰モデルの作り方
    • 回帰モデルの作り方について、数学的な説明をします。数学的というと難しく感じるかもしれませんが、四則演算と2次関数の微分ができればほぼ問題ありません。あとは行列、ベクトルの表記に慣れるだけです。事前知識はほぼ必要ありません。
      1. 単回帰分析・重回帰分析
      2. 主成分分析 (PCA) ・主成分回帰 (PCR)
      3. 部分的最小二乗法 (PLS)
  4. ソフトセンサーの応用例
    1. 化学プロセス
    2. 製薬プロセス
  5. ソフトセンサー設計ソフトの紹介
    • ソフトセンサーを設計するには、プログラムを自作するか、市販のソフトを利用する必要がありますが、自作には時間がかかるし、市販のソフトには汎用性が低いという問題があります。日本学術振興会143委員会ワークショップ32では、このような問題を解決するために、ソフトセンサー設計ソフトを開発してきました。その内容をご紹介します。
  6. 質疑応答
    • データ解析の方法自体は客観性の高い汎用的なものですが、製造プロセスにはそれぞれ固有の事情があります。そのため、データ解析の方法を機械的に適用するだけでは上手くいかないこともあります。ここでは受講者のみなさまそれぞれの疑問に対応してアドバイスをさせていただきます。

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信セミナーをご希望の場合

お申し込みの際、通信欄に「ライブ配信希望」の旨を記載ください。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

お申し込みの際、通信欄に「アーカイブ配信希望」の旨を記載ください。