機械・構造物の一部に衝撃荷重が作用すると応力波が生じ、その応力波は機械・構造物内部を高速で伝ぱすることが知られています。つまり「波の伝ぱ」現象として衝撃荷重を考えることが基本となります。そして、構造物は有限寸法であることから、その境界部では応力波の反射・透過挙動が起こり、結果として構造物内部は極めて複雑な応力状態になります。
特に、端部が拘束されていると反射波の重なりのために応力が高まり、静荷重の場合からは予想し難い破壊に至る可能性があります。この点が、一般に衝撃荷重は静荷重に比べて危険であるという所以で、耐衝撃性という強度確保の観点からは有限寸法の構造物における動的な応力状態 (応力の時間変化) を明らかにする必要があります。
本セミナーでは「波の伝ぱ」現象としての衝撃問題をどう理解し、どのように強度設計に役立てていくのかを解説し、考えていきたいと思います。
- 材料力学の基礎
- 応力とひずみ
- フックの法則
- 強度の基本的考え方
- 衝撃力学の基礎
- 衝撃応力に対する従来の考え方
- 弾性波とその伝ぱ
- 縦衝撃を受ける弾性棒
- 衝撃ねじり
- 数値解析法とその応用
- 衝撃材料試験法
- 衝撃応力の測定法
- ホプキンソン棒法衝撃試験
案内割引・複数名同時申込割引について
R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 30,000円(税別) / 33,000円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
- R&D支援センターからの案内を希望する方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,000円(税別) / 33,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- R&D支援センターからの案内を希望しない方
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。