プラスチック容器包装のリサイクル及びプラスチック資源循環政策の最新動向

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本セミナーでは、循環型社会の促進を目指した、プラスチック容器包装のリサイクル状況及びプラスチック資源循環政策について解説いたします。

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プログラム

大量生産・大量消費・大量廃棄型の線形システムから、資源・廃棄物制約を目指した循環型社会に転換するべく、リサイクル対策の強化に加え、廃棄物の発生抑制 (リデュース) 対策と廃棄物の部品等としての再使用 (リユース) 対策を含む3Rの導入が行われ、1997年より順次個別リサイクル法が制定された。  特に、プラスチックにおいては、地球規模の資源・廃棄物制約と共に、海洋プラスチックごみ問題、気候変動問題等の同時解決が求められ、更に資源循環関連産業の発展を通じた経済成長・雇用創出など、環境と経済の両立が望まれている。  本セミナーでは、循環型社会の促進を目指した、プラスチック容器包装のリサイクル状況及びプラスチック資源循環政策について述べる。  容器包装リサイクル法に基づいたリサイクル制度では、現状及び課題、今後の対応について説明する。プラスチック容器包装は、リサイクル率向上、リサイクル製品の品質向上、需要拡大、リサイクルコスト削減が課題でありその対応について述べる。  容器包装を含めたプラスチック全体の資源循環戦略が策定され、目指すべき方向性としてリデュース、リサイクル、再生利用・バイオマスプラスチックにマイルストーンが示され、この戦略の具体的施策が、プラスチック資源循環施策の基本的方向性として公表された。この基本的方向性に沿って「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」が2021年3月9日閣議決定されたので、この一連の資源循環政策について説明する。

  1. 循環型社会とは
    • 定義、数値目標
    • 循環型社会形成の推進に関する法体系
  2. プラスチックマテリアルフロー
    • 廃プラスチック排出量
    • 廃プラスチック有効利用量・内訳
  3. プラスチック容器包装リサイクル現状
    • 容器包装リサイクル制度の仕組み
    • 容器包装の回収 (取組み市町村及び回収量推移)
  4. プラスチックリサイクル技術・リサイクル製品
    • 材料リサイクル
    • ケミカルリサイクル (コークス炉化学原料化 合成ガス化油化等)
  5. プラスチック容器包装リサイクル制度の課題・対応
  6. プラスチック資源循環戦略
    • 基本原則 (3R + Renewable)
    • 今後の戦略展開 (マイルストーン)
    • バイオマスプラスチック
  7. プラスチック資源循環施策の基本的方向性・具体的施策
  8. (新法) プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律について

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