繊維産業を支える製造技術の進化、生産・品質改善と付加価値提供の展開

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プログラム

川上から川下まで、繊維産業に携わる方が、それぞれの仕事により効果的・理論的に取り組めることを目的にします。主に講師が携わってきたポリエステル長繊維技術や、新規付加価値製品の開発、品質工程管理やトラブル対応を引用しながら解説することで、これまでの品質管理や工程改善の手法を見直し、新しい管理方法を構築する手助けができると思っています。  日本の繊維産業の現状や、技術者にとって大切なものは何か、職人であっていいのか、本当のQCとは何かを講師の視点で考察し解説することで、これからの仕事の参考にしていただければと考えています。

  1. 繊維産業における紡糸の位置づけ
  2. 天然繊維と合成繊維の区分
  3. 紡糸方法の概要、溶融紡糸とは
  4. 合成繊維で使う言葉の定義 (デニールやデシテックスから)
  5. 一般的な溶融紡糸設備の紹介
  6. 紡糸設備の要素、部品の説明と実務における改善や工夫策
  7. 紡糸設備の変化 (20世紀の溶融紡糸設備の進化)
  8. 紡糸工場の巨大化
  9. 21世紀の新型紡糸機について
  10. 埋もれた合理化技術、なぜ汎用化できなかったか
  11. 生産管理指標、生産工場は何を管理していくか
  12. 工程改善の進め方
  13. 長繊維での主な品質管理項目
  14. 品質異常の内容、特に重要項目と対応
  15. 付加価値化製品の開発、新合繊の事例とこれからの差別化
  16. 省エネ化対策と落とし穴
  17. エコとは、リサイクル繊維 (マテリアルとケミカル) のポイント
  18. 付帯技術 (ノズル、油剤など) とメーカーとの改善協力
  19. 自動化と無人化、紡糸工場はどこまで進んでいるか
  20. まとめ、昭和/平成の技術者から令和の技術者へ提言と贈る言葉

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