フード&アグリテック分野の国内外の事業動向と展望、注目技術とスタートアップ、新規ビジネス機会

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

本セミナーでは、2020年代にフード&アグリテック市場を牽引する分野として、主に次の5分野の事業環境と展望、国内外の注目技術やスタートアップについて解説いたします。

日時

中止

プログラム

国内外の農水産業ビジネスが大きな転換点を迎えている。世界の人口増加により農水産物 (タンパク質) の需要は増加する一方、第一次産業の従事者の高齢化や環境・資源制約などにより供給の不安定さが増している。カギとなるのはIoTや人工知能 (AI) を活用した新たな技術活用である。農と食分野の新たな技術導入を総称して「アグリテック/フードテック」と言い、不安定な世界の農水産物の需給バランスを改善する第3次「緑の革命」をもたらす期待が高まる。  また、SDGsや「脱炭素」の考え方の普及は、従来の農と食の在り方も一変させる可能性がある。畜産分野が地球環境にもたらす負の影響が指摘される中、2019年半ばから、植物肉や培養肉、昆虫食などの代替タンパク市場が世界中で急拡大しているのは代表例である。筆者は、2030年に従来の畜産製品 (牛肉や豚肉、鶏肉) のうち18%程度が代替タンパク製品に置き換わるものと推測している。  本講座では、2020年代にフード&アグリテック市場を牽引する分野として、主に次の5分野の事業環境と展望、国内外の注目技術やスタートアップについて解説する。5分野は、①次世代ファーム (植物工場と陸上養殖) 、②農業ロボット (ドローン、収穫ロボット、ロボット農機) 、③生産プラットフォーム (IoTセンサと営農支援システム) 、④流通プラットフォーム (産直EC、先端卸売市場) 、⑤アグリバイオ (代替タンパク、ゲノム編集) である。本講座の受講を通して、フード&アグリテック市場の国内外の動向と展望を俯瞰いただきながら、新たな事業機会の創出にお役立て頂けることを願う。

  1. 農水産業の市場環境とフード&アグリテック
    1. 国内外の農水業を取り巻く環境変化
    2. フード&アグリテックが期待される背景
    3. フード&アグリテックの将来展望
    4. フード&アグリテックの市場分類
    5. フード&アグリテックの社会実装マップ
  2. フード&アグリテックの主要5分野の市場動向と展望
    1. 次世代ファーム
      • 植物工場
      • 陸上養殖
    2. 農業ロボット
      • ドローン
      • 収穫ロボット
      • ロボット農機
    3. 生産プラットフォーム
      • IoTセンサと営農支援システム
    4. 流通プラットフォーム
      • 産直EC
      • 先端卸売市場
    5. アグリバイオ
      • 代替タンパク
      • ゲノム編集
  3. フード&アグリテック系スタートアップの国内外先進事例
    1. 次世代ファーム
      • 植物工場
      • 陸上養殖
    2. 農業ロボット
      • ドローン
      • 収穫ロボット
      • ロボット農機
    3. 生産プラットフォーム
      • IoTセンサと営農支援システム
    4. 流通プラットフォーム
      • 産直EC
      • 先端卸売市場
    5. アグリバイオ
      • 代替タンパク
      • ゲノム編集
  4. フード&アグリビジネスへの新規事業参入、技術・製品開発に向けた戦略立案のポイント
    1. 参入に向けた6つのポイント
    2. 参入に向けたロードマップ例
    3. 事業構想・戦略の策定に向けたタスクの整理
    4. ビジネスモデルの検討に向けたタスクの整理
    5. フェーズ1の参考スケジュール
    6. フード&アグリテック分野の連携先の評価・選び方・連携方法

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて