プラズモニクスの基礎と光技術、光デバイスでの応用

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本セミナーでは、伝搬型、および局在型の表面プラズモンの基礎から、センサ、分析、受動デバイス、能動デバイス等への応用について解説いたします。

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プログラム

金属表面の自由電子の集団振動である表面プラズモンが、外部の光と相互作用することによって、ユニークな光物性・光機能性が出現する。これを制御・利用する技術がプラズモニクスであり、近年のナノテクノロジーの発展に伴って様々な光計測・光技術・デバイスへの応用が期待され、注目を集めている。  本セミナーでは、その基本的な原理をシミュレーション動画を交えてわかりやすく解説した後、高感度センサ、イメージング、発光素子、太陽電池、レーザーなど、様々な話題の応用事例について詳しく解説する。プラズモニクスは各種デバイスの超小型化・高感度化・高速化・高集積化を可能にし、超スマート社会の実現を支える基盤技術の一つになると期待される。その現状と更なる可能性、未来展望についても述べる。

  1. プラズモニクスの基礎
    1. 近接場光学とナノフォトニクス
    2. 伝搬型・局在型表面プラズモンポラリトン
    3. 新しい光学応用 – プラズモニクス -
    4. プラズモニクスがもたらす新規光ナノテクノロジー
  2. 高感度センサ、高解像度イメージングへの応用
    1. 表面プラズモン共鳴 (SPR) 分光
    2. 表面増強ラマン分光 (SERS)
    3. 超高解像イメージング
    4. バイオセンシング、バイオイメージング
  3. プラズモニクスの高効率発光素子への応用
    1. 半導体発光ダイオード (LED) の高効率化
    2. 電流注入によるプラズモニックLED
    3. 量子ドット、ナノシリコン等、各種ナノ材料への応用
    4. 表面プラズモン共鳴波長のチューニング
  4. その他光技術・光デバイス応用と将来展望
    1. プラズモニック太陽電池とプラズモン誘起電荷分離
    2. 非線形プラズモニクスとプラズモン・レーザ
    3. 非金属のプラズモニクス
    4. プラズモニック・メタマテリアル
    5. 光技術の高速限界、空間限界、波長限界を超える可能性

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