リスクフリーレートとLIBOR代替について

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1980年代からデリバティブ取引における代表的な指標金利の役割を担ってきたLIBORは、2017年7月に英国 Financial Conduct Authority (金融行動監視機構:FCA) のベイリー長官 (当時) から「2021年末にLIBOR廃止」の意向が発表されました。  そして、2021年3月5日に、FCAから「LIBORの恒久的な公表停止予定・指標性喪失予定の時期等に関するアナウンス」があり、具体的に2021年末をもって米ドルを除くすべてのLIBOR、さらに米ドルについても1週間物、2か月物は12月末、その他のテナーは2023年6月末での公表停止が確定しました。 FCAのアナウンスと同時に、LIBOR運営機関であるIBA、デリバティブ契約を規定するISDA、そして各国当局がそれぞれ対応を発表し、いよいよLIBOR End Gameが具体的に動き出しています。  これまで、本セミナーのシリーズでは、LIBOR廃止によって問題となるリスクフリーレートを中心に、LIBOR廃止による影響、LIBOR代替問題について、最近の情報をできるだけ取り入れて説明してまいりました。 今回のセミナーでは、FCAなど当局のアナウンスで具体的にあったスケジュールの解説と、シンセティックLIBORの問題、キャッシュ商品の契約 (tough legacy契約問題など) やそのリスク、先行する英国と米国の市場や移行についてのスケジュールや契約に関する状況などを、できるだけ新しい情報をもとに解説していきます。今後のデリバティブのリスク管理を考えるうえでも、重要なトピックです。

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