本セミナーでは、連続繊維熱可塑材料について特性や基礎的な成形方法を解説いたします。
繊維はカーボン・ガラス・アラミド、マトリックスはPA66・PA6・PA12・PP・TPU・PPS等を中心に解説いたします。
軽量化・高強度は、どの分野でも求められている最先端技術です。 炭素繊維複合材料のCFRPやGFRPは、有効な解決方法の1つではありますが、熱硬化性のため成形サイクルが非常に長いです。 新素材である連続繊維熱可塑プラスチックのCFRTPやGFRTPは、成形サイクルが60秒です。 この新素材は、有機の板金材料と呼ばれており、従来のプレス技術の応用で60秒成形を可能にします。 さらに、プレス成形と射出成形をone stepで行うハイブリッド成形へ進化している。 連続繊維熱可塑プラスチックは、軽量でリサイクル可能な大量生産に適した新素材です。 海外では、すでに自動車・航空機・スポーツ用品等に実用化が進んでおり、国内での成形技術の確立が急務です。 繊維は、カーボン・ガラス・アラミド、マトリックスはPA66・PA6・PA12・PP・TPU・PPS等を中心に、特性や基礎的な成形方法を解説するとともに、成形の問題点や将来の可能性について皆様との意見交換を通じてこれからのグローバルな技術開発競争に、勝ち抜くヒントになれば幸いです。