半導体パッケージは急激なスピードで進化を遂げてきた。その大きなトレンドはPCやスマートフォンがけん引した軽薄短小というニーズであった。その傾向は今後も変わらないであろうがそれに加えて5G時代を迎えて自動運転やIoTに対応した高速通信実現のための高周波対応や低伝送損失、放熱といった新しいニーズが出てきた。その解としていくつかの新しいパッケージが提案され、それに対応するべく半導体封止剤の要求にも変化が表れてきている。
本講義ではまずパッケージへの電気供給の役割をするパワーデバイスのトレンドについて説明した後に基本的なパッケージ構造や封止法と樹脂設計、評価法を説明し、最後に5G時代に対応するためのパッケージと封止剤の要求特性について考える。
- 半導体の市場動向
- パワーデバイス
- パワーデバイスの用途別市場
- パワーデバイス向け材料の市場
- パワーデバイス向け樹脂のサプライヤー
- スマートフォン
- 5G/IoT対応での市場の変化
- 基地局の市場動向
- 自動車
- 脱炭素社会に向けた車の電動化
- ECUによる制御システム
- パワーモジュール
- パワーモジュールの用途
- デバイスのトレンド
- パワーモジュール構造の変化
- パワーモジュールの成形法
- 封止樹脂の耐熱要求
- 封止樹脂の熱伝導性の要求
- 封止樹脂の難燃性要求
- 要求特性を満たすための封止樹脂の設計
- パワーモジュール用樹脂の評価
- 半導体パッケージ
- パッケージの変遷
- パッケージ構造
- パッケージの成型法
- ワイヤーボンド向け封止剤
- ダイアタッチフィルム (ペースト)
- ワイヤーボンドの封止法
- ワイヤーボンド向け封止剤の要求特性
- ワイヤーボンド向け封止剤の設計
- フリップチップ向け封止剤
- フリップチップの封止法
- フリップチップ向け封止剤の要求特性
- フリップチップ向け封止剤の設計
- 半導体封止剤の評価法
- 流動性評価
- はんだリフロー性評価
- ヒートサイクル性評価
- 電蝕に関する評価
- その他の評価
- 5G時代への対応
- 高周波による伝送損失
- 伝送損失を少なくするための提案
- FO-WLP/FO-PLPについて
- FO-WLP/PLP向け封止剤の設計
- 低誘電材料の開発動向
- Low-kデバイスに対する封止剤
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。