産業分野における熱利用技術の現状、今後の動向

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本セミナーでは、既に世の中にある機器や設備を最適活用し、エネルギーの有効利用を図る方法をおさらいし、エネルギー使用量の新たな低減方法と、特にバイナリー発電について詳説いたします。

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プログラム

2020年10月26日の所信表明演説で菅総理大臣は、「グリーン社会の実現」に関して、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすると宣言した。そのためには革新的なイノベーションと共に省エネルギーの徹底と再生可能エネルギーの最大限の利用を提示している。然しながら革新的イノベーションには時間がかかり、また、再生可能エネルギーの更なる利用にはまだ解決すべき課題が多い。その点、省エネルギーは最も堅実であり、即効性の高い方法である。現在、国内に投入されたエネルギーの約6割は廃棄されている。  本セミナーでは、既に世の中にある機器や設備を最適活用しエネルギーの有効利用を図る方法をおさらいし、エネルギー使用量の新たな低減方法を聴講者の皆様と考えていきたい。特にバイナリー発電について詳説する。

  1. 国内のエネルギーの状況
  2. 日本のエネルギー戦略
  3. 産業部門の排熱の全容と代表的産業の排熱状況
  4. 産業界における熱利用技術の全容
  5. 各種熱利用技術の特徴と動向、省エネルギー実例
    1. 熱から熱を得る技術と実例
      1. 熱交換器
      2. ヒートパイプ
      3. 吸収式冷凍機
      4. ヒートポンプ
    2. 熱から電気を得る技術と実例
      1. 蒸気ランキンサイクル
      2. バイナリーサイクル
      3. 蒸気タービン発電機
      4. スターリングエンジン
      5. 熱電素子
    3. 熱及び電気の高効率化技術と実例
      1. コージェネレーション
      2. コンバインドサイクル
      3. 燃料電池システム
  6. バイナリー発電の詳説
  7. 熱利用技術の経済性
  8. 熱利用技術選定のポイント
  9. まとめ

受講料

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 20,000円(税別) / 22,000円(税込)となります。

アカデミック割引

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

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