パソコン、スマホやインターネットなどのICT製品/サービスの進化・普及に伴い、ICTの知識は現代人に欠かせない教養の一つになりました。外国製ICT製品では初歩的な事項以外は英文マニュアルを参照せざるを得ないことが多くまた、アプリの開発などでは英語の仕様書やチュートリアルを深く正確に読解する必要に迫られることも多々あります。さらに、海外の出版物やウェブ記事から最新の情報収集をするにも、機械翻訳サイトなどを使えば概略を漠然と把握はできますが、元の英文を直接読解できるに超したことはありません。技術的進歩が速いICT分野では、「速く正確に」理解することが肝要です。
この講座では、ICT分野の英文記事やマニュアルを読む上での日本人の弱点を、特に文法・構文の観点から診断・分析し、皆様が速く正確に読解する能力を向上できるようお手伝いいたします。
- ICT英文読解とは: 読解の基本ポイント
- 視野の広さがカギ: 木から森へ
- ICT系英文マニュアル/チュートリアルの特徴
- ICT系英文雑誌/サイト記事の特徴
- ICT英文読解の5つの柱
- 英語知識: 単語、術語 (技術用語) 、イディオム、文法、構文、文脈の正確な把握
- (例1) character と letter の違い、storage と memory の違いを知っていますか?
- (例2) 接続詞の that と 関係代名詞の that の違いが分かりますか?
- (例3) 記事やマニュアルによく出てくるイディオムや言い回しをおさえましょう
- 周辺知識: 技術的知識、社会的知識、業界の知識
- (例) IoT、AI、SaaS、DX などの意味を知っていますか?
- 環境/状況: 語学的環境、作業環境
- (例1) 適切な辞書 (ICT用語辞典を含む) を使っていますか?
- (例2) 適切なICT環境 (インターネット、スマホ等) を使っていますか?
- 動機的要因: こだわり、視野の広さ、頭の柔らかさ
- (例1) 辞書引きや検索を面倒くさがっていませんか?
- (例2) 見る範囲を広げたり、別の視点を試みたりしていますか?
- 内容の難易度: 技術的難易度、発想の難易度 (※こればかりはこの講座を超えた領域です)
- ICT用語の正しい使い分け
- 構文/文法上の弱点 ~多くの日本人に共通する問題点~
- 基本文型の復習
- -ing 形
- it、形式主語、形式目的語
- that
- with および without
- 仮定法
- 関係代名詞、関係副詞
- 呼応、係り結び
- その他の構文
- 長文生素材読解演習 (宿題)
- 宿題答合わせおよび解説
演習課題について
初日の終わりに英国一般紙からとった Facebook に関するカラム記事の読解 (幾つかの文の和訳、および全体の要約) を宿題にします。皆様には1週間以内に事務局に解答を提出していただき、それを講師が採点し、2日目に模範訳を示しながら全体の講評を行います。
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。