打錠障害 (スティッキング、キャッピング) や打錠トラブルの発生事例と解決方法

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本セミナーでは、打錠の基礎から解説し、生産設備へのスケールアップ時に発生した打錠障害や打錠トラブルと、その解決事例について紹介いたします。

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プログラム

打錠工程における課題である打錠障害は、製剤設計時に発生した場合には製剤処方の変更や造粒工程の製造条件の変更により解決に至ることが多い。しかし、生産設備へのスケールアップ時に発生した場合、これらの変更が困難な場合が多く、設備面での対策が必要となる。  本講座では、生産設備へのスケールアップ時に発生した打錠障害や打錠トラブルと、その解決事例について紹介する。

  1. 打錠工程とは
    • 打錠機のしくみ
    • 打錠障害について
    • スケールアップにおける課題
  2. キャッピング発生事例1 (ビタミン剤)
    • 事例概要
    • 発生原因の調査
    • 杵形状の最適化
    • 杵温度上昇の抑制検討
    • 杵臼クリアランスの最適化
    • 杵先表面状態の最適化
  3. キャッピング発生事例2 (解熱鎮痛剤)
    • 事例概要
    • 発生原因の調査
    • 杵形状の最適化
    • 処方の最適化
  4. キャッピング発生事例3 (変形錠)
    • 事例概要
    • 発生原因の調査
    • 顆粒粒度の最適化
    • 充填状態の最適化
  5. スティッキング発生事例 (解熱鎮痛剤)
    • 事例概要
    • 発生原因の調査
    • 設備の最適化
    • 顆粒粒度の最適化
    • 流動性向上による対策
  6. 外部滑沢装置におけるトラブル事例
    • 事例概要
    • 外部滑沢装置の運転条件の最適化
    • 外部滑沢ユニットの最適化
  7. コーティング錠における外観不良の事例
    • 事例概要
    • 発生原因の調査
    • 混合条件の最適化
    • 設備の最適化
  8. まとめ

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

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