「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにしていきます。
- クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。
- クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。
こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。
5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法・数値管理方法を述べて参ります。また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。
現場に戻り、即役立つ情報・技術・管理手法等を分かり易くご説明致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。
- クリーン化の基礎知識
- なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。
- クリーンルームの導入効果とは
- 加速するクリーン化の要求
- ものづくり環境はどうあるべきなのか。
- クリーン化技術関連マップの解説
- クリーンルームの目的とは
- クリーンルームの活用事例
- クリーンルームの分類
- クリーンルームのはじまり~歴史
- クリーンルームの定義
- クリーンルーム環境の留意点
- クリーンルームの方式と特徴
- 2つの清浄化メカニズム
- HEPA/ULPAフィルターとは
- エアーフィルターの捕集原理と捕集効率
- なぜ、クリーン化四原則なのか
- クリーン度の表し方/クラス比較
- クリーンルームの日常管理 等
- クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理
- クリーン化における清掃は技術として捉えよう
- この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。
- クリーンルームの清掃の目的と意義
- 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって?
- 生産環境における清浄化対象箇所
- 清掃はいつやるのが良いのか? 始業時?終業時?昼休み前後?
- クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する
- クリーンルームの占有状態と言う捉え
- 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系
- 「見える化機器」の活用法
- なぜ、見える化が必要なのか
- 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。
- クリーンルームの清掃方法
- 清掃作業員の適正化も大切
- 清掃方法の分類と方法:その1 日常/定期/特別と言う捉え
- 清掃方法の分類と方法:その2 簡易/普通/精密と言う捉え
- 清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる etc
- 清掃の手順はどうするのか。
- 清掃資材の汚れ状態も確認しよう
- 清掃用具類のあり方
- 清掃方法の効果と比較
- 静電気による粒子付着に対する清掃POINT
- 粘着マットの剥がし方にも注意を! 等
- 防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策
- なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。
- 防塵衣の適正化に取組む各メーカー
- 人間の動作と発塵量
- クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は?
- 皮膚からの発塵の抑制の考え方
- 防塵衣に求められる性能
- 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。
- 防塵衣の性能を発揮するには?
- 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。
- 動作発塵評価 3事例ご紹介
- ポンピング発塵データご紹介
- 評価環境と機器類とは
- 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニング
- 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え
- 身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介
- クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ
- 粗大粒子と言う捉え
- クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。
- 自工程で不良につながる異物粒径を知ろう
- 粗大粒子による影響が大きい
- 粗大粒子が原因となった不良事例 3点
- JISによる粒子の分類と定義
- 微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違い
- 気中パーティクルカウンターの特性
- パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう
- ゴミ・異物の大きさと挙動の認識 (鉄1㎏と綿1㎏どっちが重い?)
- 粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。
- 粗大粒子は見える化出来る!
- 粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法
- ISO-14644シリーズ
- ISO-14644-9 表面清浄度規格:SCP規格
- ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要 等
- クリーン化・異物対策における静電気対策
- なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか?
- 静電気 (実態) 3つの原則
- 静電気の基本
- 発生原理
- 測定方法:測定機器を正しく使う
- 静電気対策3つの原則
- 対策機器・対策用品は納得して使う
- 作業マナーも立派な静電気対策
- 考えて接地する。
- 静電気対策の考え方
- イオナイザーの種類と除電メカニズム
- 放電針の発塵現象
- イオナイザーの管理項目と頻度
- 静電気は湿度に弱い?! 湿度と静電気の発生
- 静電気対策は費用が掛かる?
- 対策方法事例紹介
- 後戻りしない対策のあり方
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