本セミナーでは、代表的な熱可塑性プラスチックと繊維強化プラスチックを対象にして、衝撃試験法、衝撃特性の評価法、および評価結果について詳しく解説いたします。
自動車の燃費向上に直結する車体の軽量化を目的に、構造パーツ/部品等への熱可塑性プラスチックや繊維強化プラスチック (FRP) の適用が期待されている。これらのプラスチック系材料を構造用部材として使用するには、それらの力学特性 (機械特性) 、とくに高速で走行する自動車の場合は、衝突安全性に関与する衝撃特性を把握しておくことが重要である。 ここでは、代表的な熱可塑性プラスチックと繊維強化プラスチックを対象にして、衝撃試験法、衝撃特性の評価法、および評価結果を紹介する。本セミナーを受講することによって、従来あまり知られていない高速衝撃負荷下でのプラスチック系材料の破壊挙動や高速衝撃特性、さらには低速衝撃特性と高速衝撃特性の相関性についても学習できる。