本セミナーでは、契約上のトラブルを交えて実践に即した契約の知識と交渉能力を身につけて頂きます。
グローバル化やオープンイノベーションが進み、研究開発、設備導入、システム開発など、近年、外部企業との共同開発や新技術の導入、あるいは、海外ベンダーの外注管理など、契約を締結して、プロジェクトを推進することが重要になってきている。従来の国内の商慣習をベースとした信頼ベースの契約では大きなトラブルを起こしたりしており、基本的なアプローチと契約に則った進め方の踏襲と契約に伴うリスクを考慮に入れた対策が急務となっている。 まだ、海外企業との連携などが少なく、そのような問題を抱えていない企業でも、今後は、海外への進出や、海外企業との連携は必須である。その場合には、プロジェクトに関する契約トラブルには、十分注意をはらう必要がある。 ここでは、プロジェクトの定義を理解して、外部との契約を締結して、プロジェクトを遂行することの意味を理解する。また、契約上の基本条項を理解し、リスクと契約の関係を把握する。また、よくある契約上のトラブルを紹介し、どうしたら避けることが出来るか、ケーススタディを行い、実践に即した知識の習得と交渉能力の向上を目指すものとする。