スチレン系、オレフィン系熱可塑性エラストマーコンパウンド入門

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本セミナーでは、化学反応を伴う複雑な混合物の成形トラブル解決に役立つ原材料情報、成形トラブル原因究明のための雑誌の記事や論文では書かれていない特許情報に基づくレシピ情報、なぜそのようなトラブルが出るのか? 製造方法の詳細情報を解説いたします。

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プログラム

汎用性熱可塑性エラストマー組成物であるオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物、スチレン系熱可塑性エラストマー組成物は、他のプラスチックやエンプラ系熱可塑性エラストマー (ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン系) と異なりゴム成分と液状オイル成分と流動成分 (樹脂成分) との「多成分の混合物」であり複雑です。異なる性状の成分を混合・混練しているので問題を複雑にしています。それはすなわち成形トラブルに直結してしまいます。多くの場合は、それを化学反応させて架橋させ耐熱性、耐油性を向上させます。架橋反応では、複数の分子が結び付いたり逆に分子が切れてしまうという、極めて複雑なトラブルがさらにおこります。特許情報から得られるレシピや正確な製造方法情報を考慮しないともはや効率的なトラブル対策を行うことはできません。

  1. 熱可塑性エラストマーコンパウンド (TPO,TPS) とは
    • 分類
    • 製造メーカー
    • 用途
  2. 構成成分
    • ゴム成分
    • 樹脂成分
    • オイル成分
    • 架橋剤
  3. TPVとは
  4. 配合の基本
  5. 製造のための二軸押出機スクリュー構成
  6. 成形と配合の関係
  7. 分析方法

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