エポキシ樹脂の分子構造と高機能化および強靭化・耐疲労性向上

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会場 開催

本セミナーでは、構造材料や電子材料に多用されるエポキシ樹脂およびその複合材料に関し、強靭化や繰り返し応力下の耐疲労性を向上させる技術について、物性発現メカニズムと共に解説いたします。

日時

開催予定

プログラム

第1部 エポキシ樹脂の分子構造と高機能化

(2012年1月31日 12:30~14:00)

  1. 分子構造と特性の関係を理解する重要性
  2. 樹脂性状値 (軟化点と粘度)
    1. 分子量の影響
    2. 骨格の剛直/柔軟性の影響
    3. 水素結合の影響
  3. 硬化特性
    1. 立体障害の影響
    2. エポキシ其濃度の影響
    3. 官能基数 (核体数) の影響
    4. 水酸基の影響
    5. 末端不純物基の影響
  4. 耐熱性 (ガラス転移温度)
    1. 骨格の剛直性/柔軟性と対称性の影響
    2. エポキシ基濃度の影響
    3. 官能基数 (核体数) の影響
    4. 硬化速度の影響
  5. 吸湿性
    1. エポキシ基濃度の影響 (硬化物中の水酸基濃度の影響)
    2. 水酸基以外の親水性基の影響
    3. 自由体積の影響
  6. 電気特性 (誘電特性)
    1. エポキシ基濃度の影響 (硬化物中の水酸基濃度の影響)
  7. 難燃性

第2部 エポキシ樹脂の強靭化と耐疲労性向上

(2012年1月31日 14:15~16:15)

 構造材料や電子材料に多用されるエポキシ樹脂およびその複合材料に関し、強靭化や繰り返し応力下の耐疲労性を向上させる技術について、物性発現メカニズムとともに解説する。

  1. プラスチックの破壊力学概論
    1. 応力場と応力-ひずみ線図、破壊様式
    2. 応力拡大係数、破壊靭性と臨界ひずみエネルギー解放率
    3. プラスチックの破壊靭性
  2. エポキシ樹脂の強靭化と物性発現メカニズム
    1. エラストマーによる強靭化のメカニズム
    2. 熱可塑性樹脂による強靭化のメカニズム
    3. 無機フィラーによる強靭化のメカニズム
  3. エポキシ樹脂の疲労
    1. 疲労現象への破壊力学の適用
    2. エラストマーによる強靭化と耐疲労性
    3. 熱可塑性樹脂による強靭化と耐疲労性

会場

タイム24ビル
135-8073 東京都 江東区 青海2丁目4-32
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受講料

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