ガラスの歴史は非常に古い。しかし、ガラスは今日においても様々な分野で用いられ、我々の生活に欠かすことのできない存在となっている。このように、ガラスという素材が時代を越え、幅広く使用されている理由は、その高い透明性, 優れた化学的耐久性・加工性, 高い均質性, 入手しやすく比較的安価という特徴に起因する。そして、このガラスを用いた製品の品質および価値は、複数の要素技術により支えられている。近年の市場ニーズの多様化・高度化に伴い、これら技術にも更なる進化/深化が求められており、これをスピーディーに具現化していくためには、ガラスという素材そのもの本質理解、および、関連要素技術の基礎的&体系的理解が極めて重要となる。
そこで本講演では、まずガラスを利活用する際に知っておくべきガラスの基本特性および評価法について述べ、それを踏まえ、自動車, ディスプレイ, エレクトロニクス, 通信等の各分野で用いられるガラス製品を事例に、主要要素技術である成形加工・接着/接合・表面処理技術のポイント、および、ガラスという脆性材料ならではの難しさ, 注意点についてわかり易く解説する。また、今後成長が見込まれる市場において、ガラスを用いた新ビジネスの創出および新事業機会についても考察する。
- ガラスとは
- ガラスの特徴と種類
- 石英ガラス
- 無アルカリガラス
- 自動車ガラス
- 低融点ガラスなど
- 市場予測
- ガラスを作る
- フロート法,フュージョン法, ダンナー法, スート法など
- 加工技術
- 切断, 研磨, 洗浄 (低環境負荷洗浄)
- 強化
- 物理強化
- 化学強化
- 積層強化
- 合わせ/複層化
- 成形加工
- 接着/接合
- 表面処理
- 微細加工
ガラスを調べる
- 物性評価 (ガラスは脆性材料)
- 分析方法 (絶縁材料を正確に調べる)
ガラスを使う
- 住とガラス
- モビリティーとガラス
- 映像とガラス
- エレクトロニクスとガラス
- 通信とガラス
- エネルギーとガラス
- 医療とガラス
- 次世代ガラス技術
ガラスを用いて新規事業を創る
まとめ
複数名受講割引
- 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
- 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
- 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
- 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
- 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
- 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
- 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
- 他の割引は併用できません。
- サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。
アカデミー割引
教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。
- 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
- 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
- お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 視聴環境 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
- 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
印刷物は後日お手元に届くことになります。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。