第1部 オーストラリアNo.1スキンケアブランド “ジュリーク” における
オーガニックコスメ開発の取り組みとマーケティング展開
(2012年2月29日 11:00~12:45)
ジュリーク・ジャパン(株) マーケティング&セールスディレクター 藤澤 幸代 氏
世界で伸長するオーガニック・ナチュラル化粧品。日本でも近年、成長市場として注目され、続々新規ブランドが参入しています。
しかしながら、ナチュラル化粧品としてひとくくりにされる昨今、市場で成長するには、自社ブランドの優位性を消費者へいかにメッセージできるかが、鍵となるでしょう。
ジュリークは「自然に勝るものはない」という想いで、自然の恵みにこだわり続けています。
南オーストラリアに東京ドーム13個分の究極のオーガニック自社農園を営み、こだわりのオーガニック原料を科学の力で化粧品に転化しているオーガニックスキンケアブランドです。
その製品開発、マーケティング戦略を具体的に紹介し、地球環境との両立を考えながらグローバルにブランドを発展させているビジネスモデルをご紹介します。
- ジュリークのオーガニックコスメ開発
- ジュリークとは―創始者のメッセージ
- ジュリークの誕生―なぜ、南オーストラリアなのか
- ジュリークの理念
- 自然とは―サステナブルビジネスへ
- バイオダイナミック無農薬有機農法とは
- サステナブルビジネスへのこだわり
- ジュリークのオーガニック自社農園とは
- その1「バイオダイナミック農法」
- その2「バイオイントリッジ製法」
- オーガニックから、パッケージまでのこだわり
- 自然を大切に―オーストラリア慈善事業
- マーケティング展開
- ブランドコミュニケーション戦略
- 消費者へのメッセージ
- メインユーザーターゲット
- ブランドポジショニング
- グローバルビジネス展開―日本におけるジュリーク環境
- MD戦略―日本における商品展開とその戦略
- 商品価値を含めたライフスタイル提案戦略
- チャネル戦略―日本における購入機会提案
- 品質・信頼性・サスティナビリティ
- ジュリークブランド
第2部
今 求められるナチュラル/オーガニックコスメと“日本発“製品の開発
~いかに1歩抜け出すブランドになるのか?~
(2012年2月29日 13:20~16:00)
(株)トライフ 代表取締役 障がい者支援団体セルザチャレンジ 代表 中小企業診断士 手島 大輔 氏
不況下において依然成長を続け、3.11以降安全性などの観点からさらなる成長が見込まれるナチュラル/オーガニックコスメ市場。しかし、世界中からの大小ブランドが参入、多くの製品が市場にひしめき合う状態となってきています。
その中でいかに一歩抜け出すブランドになりえるのか、価格競争に巻き込まれない優位性を保てるか。現在の市場環境を詳しく具体的に紐解き、今後のトレンドを示唆しながら、最近取り組みの多くなってきた国産オーガニック・ナチュラルコスメブランドの立上げ方などもご紹介します。ナチュラル/オーガニックコスメのビジネスに実績の多い第一人者である手島大輔氏に、他では知ることのできない様々な内容を惜しみなくお話しいただきます。
- ナチュラル/オーガニックコスメの市場環境
- 日本市場にナチュラル/オーガニックコスメが拡大した背景
- ナチュラル/オーガニックコスメの業界構造 (ブランド・メーカー・輸入業者)
- ナチュラル/オーガニックコスメの業界構造 (小売店・卸売業者)
- ナチュラル/オーガニックコスメの分類
- 拡大し続けるナチュラル/オーガニックコスメ市場
- 各ブランドが成功したその理由とは
- 新しいトレンド
- イノヴェーターからマスへ
- 国産でオーガニック/ナチュラルコスメが少ない理由
- 日本でオーガニック化粧品の認証制度ができない理由
- 海外オーガニック認証制度の本当の狙いとは
- 国産ナチュラル/オーガニックコスメの先駆的取組み事例
- 日本のメーカーがナチュラル/オーガニックコスメブランドを作るには
- 日本のメーカーの国際的競争力とは
- 化粧品製造業の産業空洞化を招かないために
- 事業戦略・マーケティング戦略策定の方法
- ターゲットやニーズはより具体的に
- 具体的なアイデアの生み出し方
- いくらでもあるニッチなポジション
- 今求められているものとは
- 海外事例から見る3.11後のナチュラル/オーガニックコスメへ市場の今後の成長
- 新しい成長市場への取り組みに向けて
- 各種参考資料・情報ソースなどの紹介