循環経済社会を目指す欧米の持続可能なパッケージング戦略

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近年、世界の環境負荷軽減のために廃プラスチック管理が重要かつ喫緊の課題として採り上げられ、使い捨てプラスチック製品やパッケージに対して様々な規制が課せられようとしている。欧米で事業展開する日本の消費財ブランドやパッケージングメーカーにとっては他人事ではない重要な懸念事項だ。その動向を知り、しっかり準備をしておく必要に迫られている。  一方、欧米の消費財ブランドやパッケージングメーカーは、どのような対策を立てて、対処しようとしているのかを知っておくことも重要だ。既に世界を代表する消費財メーカーやリテール企業は2025年から2030年までに100%リサイクル可能、あるいはコンポスト可能、リユース可能なパッケージに転換することを表明している。それはどこまで進展しているのか、実現は可能なのか?本セミナーで最新情報を紹介する。

  1. パッケージを取り巻く世界の課題
    1. 多くの国が廃棄物対策として、プラスチックパッケージの削減努力を始めた
    2. 消費財メーカーは再生材利用比率の数値目標を掲げているが、良質な再生材の調達に苦しんでいる
    3. 廃棄プラスチックの回収、分別、再生のインフラが脆弱 (特に新興国) で増加するプラスチック廃棄物の管理ができなくなっている。
  2. 期待されること
    1. 政府や企業などステークホルダーが一体となってプラスチック廃棄物削減理に挑戦し始めた
    2. 次世代に健全な地球を引き継ごうという意識が世界的に高まり、企業の ESG 投資が活発になってきた
    3. 新たなリサイクル技術が誕生している
  3. 懸念されること
    1. 世界最大のプラスチック生産・消費大国で、海洋プラや温室効果ガス排出国である中国の動向が不透明
    2. 欧州委員会のプラスチック規制方針は正しいのか?
  4. プラスチックリサイクル技術の挑戦
    1. マテリアルリサイクルの現状と課題
    2. 新たなリサイクル技術の展望と課題
  5. 循環型社会に対応するパッケージング技術
    1. 硬質容器
      • プラスチック、紙、メタル容器の市場動向
      • プラスチック、紙、メタル容器の応用例
      • プラスチック、紙、メタル容器の今後の課題
    2. 軟包装
      • プラスチック、紙の市場動向
      • プラスチック、紙の応用例
      • プラスチック、紙の今後の課題
    3. 二次パッケージ
      • 紙資材
        • e-コマース
        • 小売ストア

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