直交表による実験計画とデータ解析の進め方

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本セミナーでは、統計的データ解析と実験計画法について基礎から丁寧に解説し、データ解析、効率の良い実験、直交表の実践方法まで、Excelでの演習を通して習得していただきます。

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プログラム

要因配置実験では、因子数が多くなると実験数が増大し実施が困難となってしまう。仕方なく場当たり的に実験を省略すると直交計画でなくなり、実験効率は悪くなる。そこで、検討すべき要因を主効果と特定の交互作用に絞り、合理的な直交実験を機械的に計画できるのが直交表実験である。直交表実験計画は多因子を同時に取り上げ、その中で重要な因子を見出すための実験であり、なるべく少数の実験で目的とする必要な情報を得る方法である。実験の実施に際して固有技術は必要であるが、これに優るとも劣らない不可欠の素養が実験計画法である。

  1. 統計の基礎
    • 事前配布資料の予習を踏まえ,統計的推測 (検定と推定) を復習
  2. データが従っている確率分布
    • 正規分布 (u分布)
    • χ2 (カイ2乗) 分布
    • t分布
    • F分布
  3. データの構造
    • 得られるデータは,真の要因効果に誤差が付随
  4. 分散分析
    • 誤差に対して要因効果が有意に大きいか否かを確認
  5. 実験計画法
    • 単因子逐次実験の弊害を排し,統計的な考え方に基づいて実験を計画
  6. 直交表実験の御利益
    • 上皿天秤を用いた模擬実験の体験 (動画)
  7. 直交表実験
    • 検討すべき要因を主効果と特定の2因子交互作用に絞った直交実験
  8. 直交表実験計画の立て方
    • 直交表の選択と因子の割り付け方
  9. 時間内演習
    • 直交表実験で得たデータはExcelで解析 (Excel専用ソフトは持ち帰り可)
  10. より高度な実験計画法への道
    • さらに複雑な実験計画や効率の高い実験
  11. ランダマイズは極めて重要
    • ランダマイズを確実に実行
  12. まとめと今後へのアドバイス

受講料

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