本セミナーは、キラル技術の工業化のポイント、不純物 (エナンチオマー) の取扱、光学純度を高める精製方法について詳解いたします。
新薬として開発される医薬品の70%近くが光学活性化合物になってきている。 これに伴って光学活性化合物を実用的規模でいかに速く、低コストで効率よく、安全かつ高品質で環境にやさしくつくるかという、キラルプロセス化学技術の必要性・重要性が高まっている。 本セミナーでは光学活性医薬品の開発状況、光学活性化合物の製造法 (キラルテクノロジー) 、原薬・中間体製造のスケールアップ・工業化および品質管理の観点から有機化合物の結晶化・晶析技術を取り上げ、不純物 (エナンチオマー) の取扱いや光学純度を高める精製方法も紹介する。 加えて、21世紀に期待されるキラル技術、DCR法、DIAT (異性化晶析) 法、DKR法、不斉誘起法、SMB法等を紹介したい。 本セミナーは中経験者・初心者を対象とし、キラル技術の工業化のポイントや留意点を示しわかり易く解説する。