企業の知財戦略の最大価値化と知財ミックスの思考法、実務ポイント

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本セミナーでは、先行企業の知的財産の弱みを特定し、自社の知的財産を開発・事業戦略に活かすノウハウを解説いたします。

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プログラム

我が国の2020年度の特許出願件数は288,472件であり毎年減少化傾向にあり、各企業は特許の量より質にシフトしている傾向にある。一方最近の技術は、DX、AIやIoT等の新たな技術が台頭している。これらの技術を中核とする新規事業や新製品の事業を起点に、如何に企業にとって価値ある知財戦略を構築するかが競合他社との競争力で問われているのである。知財力には完璧はあり得ないため、如何に産業財産権を活用して最大の高価値化権利を獲得するかが最重要で、その一手段として知財ミックス戦略がある。  本セミナーは、この知財ミックス戦略の意義を考察したうえで、その効果的な具体的事例について研究するとともに、知財ミックスの最大の効果を得るための思考法と具体的実務について学ぶものである。

  1. 企業の知財部の現状
    1. 組織
    2. 人材
    3. 研究・開発部門との関係
    4. 知財部の目的 (あるべき姿)
    5. 業務
      1. 競合他社の知財分析
      2. 権利化とその目的
      3. 権利の活用と企業価値 (企業収益) の向上
      4. 戦略的な権利化イノベーションの特許化とビジネスの特許化
    6. 外部弁理士 (特許事務所) への依頼法と弁理士の役割
  2. 知財の法的リスクと産業財産権の限界
    1. 先発企業と知財のリスク
    2. 後発企業と知財のリスク
    3. 産業財産権と法的リスク
      1. 特許権の保護範囲とリスク
      2. 意匠権の保護範囲とリスク
      3. 商標権の保護範囲とリスク
  3. 知財ミックスの思考法と保護態様
    1. 知財ミックスの意義とその思考法
    2. 知財戦略と知財ミックスの必要性
    3. 知財ミックスの態様
    4. 知財ミックス事例
  4. 知財ミックスと侵害訴訟事件
  5. 企業の知財ミックス戦略とその対応策
    1. 知財部の役割と使命
    2. 戦略家と専門特化型人材の育成
    3. 経営や事業を知ることの重要性

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