プラスチックリサイクルの最新技術と持続可能な社会におけるプラスチックの使い方

再開催を依頼する / 関連するセミナー・出版物を探す
オンライン 開催

日時

開催予定

プログラム

2050年には海洋プラスチックごみの総重量が魚類を超えると予想され、日本やEUでは使い捨てプラスチックの使用禁止あるいは有料化する政策が次々に打ち出されている。一方、感染症関連の医療器具は全て使い捨てのプラスチックで、プラスチック容器に入った弁当の売り上げが急増している。  本講演では廃プラスチック処理の現状を紹介し、SDGsが目指す持続可能な社会におけるプラスチックの使い方を検討する。

  1. 持続可能な社会の実現を目指す背景
    1. パリ協定
    2. 循環経済
    3. SDGs
  2. 廃プラスチックに関する世界の動向
    1. プラスチックの生産量および廃プラスチックの排出量
    2. 米国、中国、EU、日本の容器包装プラスチックの排出量
  3. プラスチックのリサイクルの特徴
  4. マイクロプラスチックの現状
    1. マイクロプラスチックの発生量
    2. マイクロプラスチックの問題とは?
  5. プラスチックのリサイクル技術の概要
    1. マテリアルリサイクル
    2. ケミカルリサイクル
      • モノマー還元
      • 化学原料化
      • ガス化
    3. PETボトルのリサイクル
    4. エネルギー回収
    5. 評価法
  6. 電気電子機器に使用されているプラスチックのリサイクル
    1. 家電リサイクル法および小型家電リサイクル法の概要
    2. 使用済み廃家電からの資源回収
  7. 自動車に使用されているプラスチックのリサイクル
    1. 自動車リサイクル法の概要
    2. ASRのリサイクル
    3. CFRP (炭素繊維強化プラスチック) のリサイクル
  8. バイオプラスチックの現状と課題
    1. バイオプラスチックとは
    2. 生分解性プラスチック
    3. バイオマスプラスチック
    4. バイオプラスチックの今後の展望
  9. 資源循環の未来

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

ライブ配信セミナーについて