生産台数、生産地域、使用用途、新規開発製品の増加に伴い、製品設計においては、品質問題を未然に防止し、設計上流で図面品質を作りこむことが重要となります。FMEAが実施されていない訳ではないが、形骸化し、表面的に実施されており、結果、効果的な未然防止になっていないという悩みを抱えている企業も少なくありません。本セミナーでは、これまでの良い設計に対する「変更・変化点」に着目し、品質問題を漏れなく、素早く発見・解決する新たな品質問題未然防止手法の考え方と進め方を、座学と実践演習を通して習得していただきます。 本手法により抽出された問題の6~7割が公差に関連する問題であり、公差設計と連携することで、品質問題の削減と、図面品質の向上に、更に大きな効果を発揮します。