医師が必要とした生活習慣 (Life Style) ・生体情報データとモニタリングデバイス

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本セミナーでは、予防医学を専門とする立場から、これまで生活習慣病予防や自己管理のためのセンサ開発を行ってきた講師が新型コロナウイルス対策に役立つセンサ・モニタリング技術について解説いたします。
「腕時計センサは医療に使えるか?」「自己採血ができるとどんな診療に役立つのか?」というような疑問にも医師の立場から回答します。

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プログラム

第3部 医師が必要とした生活習慣・生体情報データとウェアラブルセンサ開発

~コロナ対策にも活用可能な最新の開発状況~

 これまで、健康長寿社会を目指した生活習慣 (Life Style:LS) 病予防や自己管理 (Self-Management:SM) のための各種センサ開発とその活用を行ってきた。現在では、新型コロナウイルス (COVID-19) が蔓延し、これらのセンサによる早期発見、重症化検知などの応用のための研究を行っているので紹介する。

  1. LS病予防やSMのための各種センサとその応用
    • Health Wrist Watch (HW) によるLSの計量化 (LSindex) と生活リズム分析
    • ベルトセンサ (深部体温、心電、呼吸、体動、自律神経活動など) によるVital Monitoring System (Vitalgram®-ICTシステム/アフォードセンス社)
    • 早朝尿による深部体温・尿量・尿塩分計測など、またこれらの活用法
    • その他
  2. COVID-19対策への応用
    • 感染症の基本は早期発見・隔離・治療であり、COVID-19感染においては特に重症化予防が重要である。演者らが新たに開発した上記センサは高感度微熱検知が可能となり、新たな唾液安全採取器も開発したが、これらを用いて疑い有るものは速やかにPCR検査などで早期発見するシステムの拡充が急がれる。また、多くの感染者は施設や自宅での待機を余儀なくされているが、Vitalgram® ICTシステムはスマホを介してMonitoringできるので、重症化早期発見に役立つと考えている。

受講料

複数名受講割引

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

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