日持向上剤の使用法と賞味期限設定と試験の進め方

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本セミナーでは、食品の賞味期限、消費期限の基礎から解説し、具体的な事例・データ解析例を交えて、科学的根拠のある設定方法を詳解いたします。

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プログラム

第1部. 食品ロス時代の食品期限設定と保存 (加速) 試験法 及び期限延長の具体的成功事例

(2021年6月4日 10:30〜12:45) 休憩15分を含む

 HACCPが義務化となり、食品安全が第一に求められています。賞味期限を設定する試験方法、アレニウス式による品質の劣化速評価・要因対策、数値化、品質の許容基準および保存試験方法等、科学的根拠に基づく設定手法をわかりやすく解説し、更に、各種食品の期限延長の具体的成功事例を紹介します。

  1. 賞味期限設定の基本的考え方
    1. 消費期限と賞味期限の違い
    2. 科学的根拠に基づく試験方法
    3. 具体的な保存試験と設定ポント
  2. 加速 (虐待) 試験の進め方
    1. アレニウス式による加速試験
    2. 劣化要因と加速試験の解析方法
    3. 品質劣化の解決策
  3. 賞味期限の期限延長成功事例
    1. 微生物の制御と試験
    2. 食品業界の成功技術と事例
    3. 業界の期限設定基準
    4. 社内の官能検査員の選定法

第2部. 食品ロス削減に貢献する保存料・日持向上剤のメカニズムとその有用性

(2021年6月4日 13:45〜16:00) 休憩15分を含む

 保存料・日持向上剤を利用した食品の賞味期限、消費期限の延長は、食品ロス対策として多くの食品メーカーで取組んでいます。一方で、その選択や使用方法を誤ると食品の風味を損なうこともあります。本講演では、おいしく、日持する商品開発の助力となるよう、保存料・日持向上剤の特徴やその使い方について紹介致します。

  1. 食品の変敗防止の基礎
    1. 微生物制御の重要性
    2. 食品で問題となる微生物
    3. 微生物の制御方法
  2. 微生物制御に用いられる保存料・日持ち向上剤
    1. 保存料・日持向上剤とは
    2. 保存料・日持ち向上剤の特徴と抗菌メカニズム
    3. 保存料・日持ち向上剤の効果的な使用方法
  3. 保存料・日持向上剤を活用した商品設計
    1. ハードルテクノロジーの応用
    2. 予測微生物学とその活用

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