グローバル開発におけるWHO-DDと薬剤コーディング事例

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本セミナーでは、WHO-DDの概要について紹介し、その有用性と課題について確認いたします。
また、臨床現場での医薬品名の使用実態についても触れ、グローバル医薬品開発に使用する場合のメリットとデメリットについて検討いたします。

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現在では新薬を1日も早く必要とされている患者に届けるとの観点からグローバル医薬品同時開発が積極的に行われ、それによる早期上市が望まれている。そのためには臨床試験の迅速な流れが必要で、薬剤名の祖語等による手続き的な不備は出来るだけ避けたい。WHO-DDはそのような要請を満たす不可欠な手段であると思われる。しかし一方において、各国には歴史的に培われた医学的名称も根強く存在しており、日常の医療現場ではそれが専ら使用されているという現状もあり、WHO-DDとの隔たりも垣間見える。本講座ではその辺りの課題を中心に述べて、今後の歩み寄りの展望についても触れたい。  本セミナーでは、WHO-DDの概要について紹介し、その有用性と課題について確認する。臨床現場での医薬品名の使用実態についても触れ、グローバル医薬品開発に使用する場合のメリットとデメリットについて検討する。

  1. 緒言
  2. WHO-DDの概要
  3. 一貫性のある辞書の必要性
  4. WHO-DDの日本の医薬品名データとの比較
    • 医療用医薬品名データファイル
    • WHO-DDとの違い
  5. 日本の医療現場の医薬品名使用の現状
  6. 事例の紹介
    • 日本語薬剤
    • 英語薬剤
    • 事例紹介

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