リチウムイオン電池の効率劣化診断

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本セミナーではリチウムイオン電池の効率劣化診断について、基礎的事項から解説いたします。

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プログラム

脱炭素社会に向けて変動性再生可能エネルギーの導入が進んでおり、電力系統の不安定化防止のために蓄電デバイスが注目されている。中でもリチウムイオン電池はエネルギー密度・レート特性・分散設置性に優れる一方で、経時的に充放電エネルギー効率が低下する効率劣化によって運用経済性が低下する。環境性と経済性の両立のためには効率劣化診断技術が要求される。  本セミナーではリチウムイオン電池の効率劣化診断について、基礎的事項から解説する。

  1. 背景
    1. 脱炭素社会に向けた動向
      1. 二酸化炭素排出の状況
      2. 再生可能エネルギー導入の状況
    2. 蓄電デバイスの重要性
      1. 再生可能エネルギーの課題
      2. バッテリーアグリゲーション
    3. 価格・資源制約の課題
      1. リチウムイオン電池の基礎事項
      2. 価格・資源制約とリユースバッテリー
  2. リチウムイオン電池の劣化
    1. 基本的特性
      1. 満充電容量
      2. 開回路電圧
      3. 内部インピーダンス
    2. 劣化の現象と症状
      1. 充放電曲線の変化とメカニズム
      2. 劣化によって起こる症状
      3. バッテリーアグリゲーションにおける劣化の課題
    3. 従来の劣化診断
      1. 劣化診断の体系分類
      2. 周波数領域の手法
      3. 時間領域の手法
  3. リチウムイオン電池の効率劣化診断
    1. 効率劣化診断の効果
      1. 基本的な効率劣化診断の考え方
      2. 差電圧指標を用いた効率劣化診断
      3. バッテリーアグリゲーションに対する効果
    2. 定量的な経済性向上シミュレーション
      1. バッテリーアグリゲーション運用に対する効率劣化診断の一般化
      2. 効率劣化診断のシミュレーション
    3. 教師データの低減
      1. 差電圧指標による効率劣化診断の課題整理
      2. ニューラルネットワークを用いた教師データ低減
      3. 画像処理法を用いた教師データ削減
  4. まとめと質疑応答

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